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2011/10/31

理髪店の女店主は乱れて二日酔

今日、近くのショッピングセンターで、いつも利用している理髪店の女店主にばったり出会った。
彼女の視線がちょっとどんよりしている。

たぶん、昨夜飲み過ぎたのだろう。

「あらあ、久しぶりねえ」
と、私に気が付いて、彼女は二日酔特有のトロトロしたダルそうな物言いで寄って来た。
彼女のフラフラな視線が、蝶々のように私の頭部に停まる。

「ちっとも長くなってないね、もう大分経つのに・・・・。」

この頃気づいたのだが、髪の毛の長くなる速度が遅くなった。
高齢に近づくとそうなるのだろうかと思っていたところである。

彼女の理髪店に通い始めて、もう15年ぐらいになる。
15年前は、もうちょっと頭髪にボリュームがあった。
年齢が多くなるとともに髪の毛が目に見えて少なくなった。

長くなる速度は同じでも、ボリュームが減ったので、そんなに長く伸びているようには見えないのかも知れない。
あるいは、髪の毛が薄くなったのと伸びる速度が遅くなったのと、その両方のせいかも。

「育毛します〜?」
彼女は、いたずらっぽい目つきをして、面白そうに言った。

彼女の理髪店では、減りつつあるお客のボリュームを取り返そうと策を練って、育毛マッサージのサービスを始めたのだ。
私は、彼女の店では、髪が薄くなったのなんか気にしていないといつも言っているのだが、彼女はそれを強がりだと思っているのだろう。

買い物客に聞こえないように、私の近くに寄ってきて、小さな声で、「Tさんなんか、大分濃くなったのよ」

「ううっ、酒臭い」
私は、声には出さずに叫んだ。
そういう叫び方もあるのだ。

彼女は、それを察して、一歩後ずさった。

「育毛ねぇ」
彼女のお腹のあたりに目がいった。
15年ぐらい前は、彼女もスマートだったなぁ。

私がそう思ったのを、彼女はまた察したらしく、むっとして、
「行く、もうね」
と、なにやら、駄洒落のような、そうでないような言葉を残して、魚売場の方へ歩いて行った。
ちょっと足取りがフラフラしている。
あの息を吐かれたのでは、鮮魚も腐ってしまうだろう。

今日が月曜で、床屋は定休日なので、昨夜はかなり乱れて深酒したのだろう。
育毛のイメージが乱れ毛のイメージと重なった。

大量ナメコの収穫期に入る

ナメコの幼菌
先週の土曜日(おととい:10月29日)、H岳の裾野にキノコ採りに入りました。
10月21日に入った山域で、今回はコンパスの角度を北側にずらして、H岳の北東向きの斜面を偵察してみました。
ネマガリタケの薮の無い、歩きやすいブナの森でしたが、キノコの姿は皆無。
薮漕ぎが無いので、散策するには非常に気分の良いコースでした。
しかし、キノコが無い。

スタート時から2時間半ぐらい、このエリアを彷徨い歩いてキノコの収穫はゼロ。
H岳の東斜面の裾野とは言っても、南方向も開けていて、そこから陽が射しているので、このエリアは日当りが良すぎるのかもしれません。

そこで前回のナメコの幼菌を見つけた場所へ行ってみることにしました。
H岳の裾野を南側に向かって横切ること40分ぐらい、前回散策した見覚えのある場所に到着。

春先の雪解け水や山に大量の雨が降ったときだけ水が流れて、普段は水の無い涸れ沢に沿った場所です.
土壁の深い沢なのですが、その沢の右岸(下流に向かって)が広く開けた場所があるのです。
丁度、小規模の河岸段丘のような地形です。
平坦な段丘面が幅20メートルぐらい、長さ400メートルぐらいに渡っています。
その南側が高さ10メートルぐらいの段丘崖になっていて、南からの日射しを少し遮っている地形になっています。
秋が遅くなって、日射しが斜めになってくると、かなりの日射しを遮る場所ではないかと思われます。

なんとこの場所がナメコの森だったのです。



比較的程度の良いナメコ
この段丘面のエリアで、上の写真のようなナメコの株や、下の写真のようなナメコの群生を5〜6ヶ所見つけて、リュックは満杯に。
まだ、幼菌もちらほらありましたから、来週も楽しめることでしょう。
秋本番とは言っても、気温の高い陽が続いていますから、傘の開いたナメコがほとんどでした。
中には、下の写真のように開き過ぎて腐りかけたものもありました。
全ては山の恵みなので、丁寧に採取してリュックに収納。



開き過ぎて傷み始めたナメコ
いよいよ待ち受けたナメコの収穫期のようです。
これからも次々と顔を出す事でしょう。
山が冷え込めば、質の良いナメコも期待出来ます。
大量ナメコの収穫期は10日ほどの期間に渡るのではないかと私は思っています。

2011/10/28

口の中を噛む事が多くなった。

この頃、口の中を噛む事が多くなった。
7〜8年ほど前から、額関節症の傾向があったのだが、この頃それが治まってきたなと思ったら、今度はこれだ。
噛み合わせが悪いのは、歯並びが悪いせいなのだろう。
顎関節症の傾向も、そこが原因だと思っている。

噛んだ直後は気をつけて、慎重に食事をするようにしているのだが、忘れた頃に同じ箇所をまた噛んでしまう。
「また、やった!」とすごく不快な気分になる。

このことで、ストレスを溜めないようにしようと思い直して、今度噛まなければ良いさと開き直るのだが・・・。

いつも噛むところが、そのせいで、かすかに腫れた状態になっているような気がする。
それとも口の中がむくんでいるから噛みやすいのか。

太って来ると、口の中を噛みやすくなると聞きましたが、私はどちらかと言うと瘠せに近い筋肉質な体型。

噛む場所は左側のほっぺたの内側。
このところ仕事が忙しかったから疲れが溜まっているのかもしれません。

睡眠、特に安眠できるように心がけること。
それにはストレスの発散が大切。
気の持ちようで発散出来るストレスは、気の持ちようで蹴散らそう。

あわてて食事をしないこと。
ゆっくりと丁寧に噛む事を心がけよう。
心を穏やかにして食事に望むこと。

これらが、口の中を噛む事に対する私の対策。
個人的な方法なので、これで解決するという医療法ではありません。

個人的な方法と言えば、口の中に空気を入れて、内側から頬を膨らませる体操(?)をこの頃試みています。
こうして頬を運動させれば、口の中のお肉のたるみや浮腫は回復するのではと自分勝手に思っています。

これを行った後、口の中が爽やかになったような気がします。
あくまでも、個人的な感想です。

2011/10/27

固定観念を振り払って確認作業を怠らないこと

この頃、仕事で小さなミスが続いている。
原因は仕事に集中できていないからだと思います。
なぜ、仕事に集中できないのか。
それは、山のキノコが気になるから。
これは、半分冗談。
半分は、当たっているかも知れない。

飲食店のメニューのPOP広告のレイアウトなども手がけているのですが、電話番号とか値段を間違えてしまったのです。
幸い1枚もののポスターだったので、損害は少なくて済んだのですが。
高年齢になってミスが多くなった、という評判がたつ方が大きな損害になります。

高年齢になって、確認作業を行うのが面倒になったせいだと思います。
肉体全体の身体能力の低下から。見直しする労力を怠る傾向が出て来ているのでしょう。
思考の具合が、これで良いはずだという固定観念に支配されがちになって来ている。

全体をざっと眺めて、デザインが良ければそれでOKと即断してしまう。
細部を確認することは、高齢になると労力として負担が大きくなってきているから、ついつい怠けてしまうのだ。

これを防ぐ方法は、身体能力の維持が重要。
注意力を鍛えて判断力を高めること。
仕事をもっと楽しむこと。

仕事を楽しむことが、この頃欠けていたかも知れません。
キノコ採りの方へ「楽しむ気持ち」を奪われていましたから。
でも、キノコ採り禁止は不可能です。
アウトドアは生きる力の支えになっていると思うから。

これからは、身体能力を維持することも楽しまなくてはいけません。
イメージとしては、筋肉を動かすように脳も動かすこと。
方法としては、周囲の出来事に注意力と好奇心を発揮する事。
疑問に思う心(視点)を育てる事。

固定観念に囚われることは、思考するうえで非常に楽なことです。
物事に疑問を持って、その確認作業を行うことは、高齢になるとしんどくなってくるのは確か。
高齢者の交通事故が多い原因のひとつでしょう。

確認する事をトレーニングとして楽しむ事。
疑問に思うことをトレーニングとして楽しむ事。
トレーニングの中に、遊び(リラックスとリフレッシュ)の要素を盛り込んで、トレーニング自体を楽しいものにする事。

可能性は無限です。
方法とそれを基にしたシステムづくりで、人生をもっと楽しみましょう。

2011/10/26

ブログで病気や事件の体験を共有する

ウェブの世界にはいろいろなブログがあります。
朝起きて歯を磨いてご飯を食べて・・・・という日記調ブログ。
旅行記や食べ歩きの記録。

私のブログは、思いついた事を何でも書いていく雑記帳のようなものかもしれません。
キノコ採りの記事は、備忘録として、次の年のキノコ採りの参考になります。
参考にするためには、春から秋までの天候の事や、山域の地形の事、周辺の山域での収穫の変化のことなどをもっと詳しく書かなければなりませんが。

私の知り合いには、この人の体験をブログに書いたら良いのに、と私が感じる人がたくさんいます。

乳がんを患って現在闘病中の方とか、経営する会社が倒産して苦労している方とか、寸借詐欺に遭われた方とか、小さな町の町長選に出馬中の方とか・・・・。
そういう人達のブログの記事を読む事は、その人達の実際の体験を共有することだと思います。
他人の体験を読む事によって知識を得、そしてそれから学ぶ事はたくさんあるのではないでしょうか。

そういう方達のブログは、多くの人々の知的資産になり得ると思います。
また、ブログの書き手も、自身の体験を記事にする事によって、遡って自身の体験を追体験し、当時は気づかなかった多くの事を知ることが出来るかもしれません。

私は、ブログはこうあるべきだと思っている訳ではありません。
いろんなブログには、いろんな楽しみや知識が埋もれています。
様々なブログに接しているうちに、固有の体験や固有の視点で書かれたブログをもっと読みたいという思いが強くなっているのです。

インターネットの世界は体験の宝庫です。
限られた日常の行動からは得られないたくさんの知識・情報が溢れています。
この頃、ブログという道具(システム)に、個人の世界を拡げる可能性を感じています。


2011/10/25

八甲田ナメコ情報

傘が開いたナメコの成菌。
八甲田山域にキノコ採りに入っている知人からメールが届きました。
先週の日曜日(23日)は少ないながらもまあまあのナメコの収穫だったようです。
上の写真はその収穫の一部ということです。
ナラタケは穫れずに、ナメコとムキタケの収穫ということでした。


ナメコの幼菌。
ただ、方々で上の写真のようなナメコの小粒ちゃんをたくさん見かけたという事でした。

今日明日は雨降りの寒い日が続きます。
ナメコがスクスク育つ環境が整いつつあるのでは無いでしょうか。

今回の秋田のウェブサイトの情報と、知人からのメールで得た八甲田のナメコ情報で今度の日曜日にかける期待が大きく膨らみました。

10月の30日はナメコ決戦のときです。
大量のナメコ収穫が期待できそうです。
未開拓のエリアですが、H岳の東側へ入山しようと思います。
地図上の判断のみで、どのくらいの収穫になるのか楽しみです。
無ければ無いで、未知の山を歩くのも楽しいかなと思っています。
しかし、ナメコの収穫は期待できそうです。
そういう予感が膨らみつつあります。



秋田の白神エリアではナメコが豊作!

前回の秋田の山釣り紀行のウェブサイトを、またのぞいてみたら、ブナ林のナメコ2011「豊作」なのです。
やはり、日本海に近い白神山地のブナ林ということでキノコの生育環境が優れているせいなのでしょうか。
この地でも、今年はマイタケとナラタケが不作だとありましたが、ナメコだけは別格のようです。

このページの記事によれば、「ナメコは、同じ木あるいは周辺の倒木に約一ヶ月にわたって生え続ける。雪が降っても、根雪になるまで生長を続ける。」とあります。
なんと力強い論旨なのでしょう。
なんと勇気づけられる「確信」なのでしょう。


普通、ブナの葉が黄葉し落葉し始める頃はナラタケはもう終わっているのだが、少量ではあるが、まだナラタケが生えているのだそうです。


山域が違うとは言え、同じ東北です。
私のキノコ山であるS岳やH岳も同じブナ林です。


今度の日曜日(10月30日)が楽しみです。
長期予報によれば、1日中晴れマーク。


今週はナメコ採取のための曜日です。
ナメコ採取のために手持ちの仕事を全て片付けること。
ナメコ採取のために体調を整えて風邪を引かないようにすること。
ナメコ採取のために長時間山のなかを歩けるように足腰のトレーニングをすること。


それにしても、この秋田のサイトにアップされた写真の説得力のあること。
このナメコの写真は、あまりにも誘惑的です。

薄毛と理髪店の女店主

この頃、頭頂部の薄毛が目立つようになりました。
もう、60歳になったのだから年齢相応の自然なことだろうと、薄毛に対する特別な対応はしていません。

なじみの理髪店に行く度に、「薄くなったわね」とその理髪店の女店主に言われる。
ついこの間もその理髪店の女主人から、「何か対策してるの」と言われたから、「やったからって、どうにでもなるものでもないよ、そういう年齢なのだから」と応えた。

彼女は、この理髪店に常連客の誰々さんはこんな事をやっているとか、あんなことをやっているとか、ハサミを動かしながら話しかけてくる。
それで効果があるのかしら、と訊くと、やったからには何ほどかの効き目はあるみたいよ、と言う。
それに、薄毛を防ごうと言う気持ちになって、その行動を起こすだけでも若返るのだと言う。

年齢なんだからどうでもいいじゃないか、という態度が一番良く無いのだそうだ。
たしかにそれは言える。
でも、私は、薄毛に関してはどうでも良いと思っているが、筋肉の衰えなどの体力の低下に関してはそうは思っていない。
筋トレをして、その対策を実行しているつもりだ。

彼女は、薄毛には頭皮を刺激するのもいいのよ、と言ってシャンプーの時ブラシで頭をゴシゴシこすりはじめた。
これは良く無いと私は何かの本で読んだことがある。
髪をシャンプーするときは、手で柔らかくもみ洗いするのがベストだとその本には書かれていた。
ブラシでこするのは頭皮を傷つけるから良く無いのだ。

そのことを理髪店の女主人に言うと、「そんなことないわよ、かえって頭皮が丈夫になるのよ」と言い返す。
こうなると、意地になって否定してくるタイプのキャラクターだから、もうそのことには触れないことにしました。

髪の毛は頭を守る役割も担っているから、薄毛だと頭を怪我しやすいのかな、などと話をそらして何気ない話題へと小舟を漕ぎ出したのです。
彼女もそれに乗って来て、薄毛の話題の岸から離れて行ったのでした。

年をとっても身なりに関心をもつのは良い事です。
いや、年をとって老人になってきたからこそ身なりに関心を持つべきなのでしょう。
当然、薄毛に対しても、シャンプーして頭を清潔に保つという最低のことは、やらなければなりませんよ。

私の若返りの方法は、とりあえず身なりを清潔に保つことかな。

2011/10/24

自然のなかで遊ぶという生き方

人それぞれ、いろいろな趣味を持っています。
その趣味は、その人の生き方や生きる方法と深く関わっていることがあるようです。

私の趣味は、散歩的な山歩きやキノコ採り、山岳スキーです。
いずれも山を遊びの現場としています。
いわゆるアウトドア派、自然派というやつです。

山のなかで行動する事によって、自然に接し、自然を理解し、自然から学ぼうという生き方です。
山のなかで遊ぶ事によって、私の精神(気持ち)は大きく解放されます。
楽しくて澄んだ気分になってくるのです。
気持ちが活性化して、山のなかで意欲的・積極的に行動しようとします。

キノコを採るとか、あの山の急斜面をスキーで滑降するとか、そういう目的のための行動学が自然と身に付くのです。
自然に対して謙虚な気持ちで接し、自然から学ぼうとアンテナを高く掲げると、多くの事を会得できるように思います。

そうして得た行動学で、山のなかでの身の安全を確保しつつ山のなかでの行動を楽しむ。
この累積しつつある私の体験は、私の知的資産となって私の現実社会での生き方に大きく関わっていると思います。

山に行ってばかりいると言っても、私は現実逃避者ではありません。
自然と人間社会を図式的に対比させて考えるタイプの方は、自然のなかでの行動が好きな人は現実社会から逃避したがっていると考えがちなようです。
もう、だいぶ古くさくなった考え方(アイデア)ですが。

自然と人工社会をひとつの世界として、同じように接し、同じように学び、同じように楽しむのが、私の知っている多くのアウトドア派の生き方です。
会社であれ山であれ、向き合ったその対象から行動の方法を学び取るという生き方です。

2011/10/21

大量に出始めたブナの森のナメコ達

落葉しているブナの森
そろそろ本格的なナメコが出始めているとの噂を聞いて、昨日、代休をとって山へ出かけました。
ブナの森は、上の写真のように、もう黄葉が散っています。
落葉して空が開けたせいか、ここ数日雨が続いたにも関わらず山はカサカサと乾いた感じでした。
今回の場所は、以前より山岳地図で狙っていた初見参の山です。
全体に傾斜が緩くて、だだっ広い印象の山でした。
地形図には水色の沢が描かれていましたが、現実の山は水の無い深い谷で、全体に湿り気が足りないかな、という様子です。

2011/10/17

秋田ではナラタケがピーク

キノコ採りは、現実に山でキノコを探して歩くのですが、情報収集も大事です。
キノコ採りに歩いている知人から、この時期は何のキノコが採れているかとか、例年に比べて収穫はどうかとか、聞き出して、自分のキノコ採り歩きの参考にするのです。

今年は数人のキノコ採り達から、今年はナラタケが全く少ないという話を聞きました。
地元の新聞の記事にも書かれていましたから、その情報は確かなようです。
また、私自身も、ナラタケはじめ他のキノコも採れていない状況なので、今年のキノコの不作はほぼ確定と思っていました。

ところが、です。
秋田県では、けっこう採れているらしいのです。
いや、ぼつぼつ採れ始めたと言う方が正確なのか。
私が、キノコの時期になると、ちょくちょく訪れるウェブサイトがあります。
山釣り紀行/源流岩魚写真館という秋田県在住の方がアップしているサイトです。
このサイトの管理人さんのグループは、秋田青森両県にまたがる白神山地のどこかで、源流へと遡って登山と岩魚釣りを楽しんでいるのですが、同時に、時期になるとキノコ採りもなさっておいでなのです。
それで、10月16日更新のページ、「ナラタケ&ナメコ採り2011」(興味を持たれた方は、上記のトップページよりこのページにアクセスして下さい。)には、なんとたくさんのナラタケとナメコの写真があるのですよ。

やはり、秋田でも不作ぎみであったらしいのですが、10月15日にナラタケの幼菌が一斉に芽を出しはじめた、とあります。
しっ、しかも、ナラタケとナメコの同時大量発生!

こんな記事を読んだら、仕事が手に付かないではありませんか。
白神山地という恵まれたブナの原生林だから、こうなのか。
この、遅いというナラタケの発生が、東北全般に広がるのか、今後、山へ入ってみなければ分からない状況になってきましたね。

私は、自営業ですので、今の手持ちの仕事が片付いたら、平日でも山へキノコ採りに入るつもりです。

はたして、私の山は、どういう塩梅になっていることやら・・・・・。

2011/10/16

今年はツキヨタケが異様に少ない


今年は珍しいツキヨタケの群生(10月10日:H沢にて)。
私の仕事の取引先の社長は、山菜採りが好きで、今の時期は暇さえあれば山へキノコ採りに出かけています。
奥様も山菜採りが好きで、ご夫婦で山へ出かけることが多いようです。

その奥様の話では、やはり今年はキノコの収穫が少ないということです。
ナラタケはほんの少ししか採れていないそうです。

話をしていて、山の事での共通意見は、今年はツキヨタケの発生が極めて少ない、ということでした。
この社長夫妻とは、違う山域に私は出かけているのですが、ナラタケ不足とツキヨタケの発生が極端に少ない状態は県内の山に共通のようです。

言うまでもなくツキヨタケは毒キノコです。
これは私の個人的な意見ですが、ツキヨタケが大量に発生している年は、ナラタケやナメコの収穫が割と多いのではないかと思っています。
私は、ツキヨタケの発生状態で、その山のキノコの収穫を占っているのです。
この占いは、私の場合かなりの高確率で当たっています。
これも私のキノコ採りの方法です。
山へ入ったら、ツキヨタケのある方へと向かえば、まあまあの収穫が見込めると思っています。
キノコ採りの基準にしているのが、ツキヨタケの発生場所の周囲を探すということです。

ツキヨタケは例年ですと、大量発生しやすいキノコです。
山のキノコの半分ぐらいはツキヨタケではないかと思うくらい大量に発生する毒キノコです。
ツキヨタケは、ムキタケや椎茸、ヒラタケといった片葉のキノコと間違えやすいので、日本のキノコの食中毒の半数件はツキヨタケによる、と言われています。
今年もツキヨタケによる食中毒のニュースを聞いています。
発生が少なければ少ないで、キノコの見分けに不慣れな人が、間違えて採ってしまうこともあるのでしょう。

大量発生するキノコは、生育環境に対して強いキノコだと私は思います。
その強いキノコが出ないのですから、他のキノコ達は、おそらく今年の不順な自然環境に負けてしまったのでしょう。

2011/10/15

今年はキノコが不作

地元紙の昨日の夕刊に、県内は今年キノコが不作という記事が載っていました。
去年は大豊作だったのに、今年は県内のどこの山域も、キノコはあまり採れていないということです。
野生のキノコを販売しているW青果店の店主さんも、今年は仕入量が少ないと言っていたそうです。

新聞には不作の原因として以下の事が書かれてありました。

●夏の時期、雨量が少なかったこと。
●秋に入って、天候の不順が続いたこと。

以上のような原因で、菌糸がキノコとして成長しにくい状態だったのではないか、ということでした。

確かに山に入っていて、それは感じるところがありました。
台風15号の去った後は、大量のキノコが腐っていましたが、例年だとキノコが出ていないところにも大量にキノコが発生していたので、採り損なったものの今年は大豊作かなと思ったのでしたが。
それ以後続いていません。
私が、私の入る山域で感じた事は、以下の通りです。

●毒キノコですが、いつも大量に発生するツキヨタケの姿があまり見られない。
●ブナハリタケも大量に発生するキノコですが、まったく見なかった。
●ムキタケの発生がまだ見られない。
●ナラタケは一時期の発生以後、まだ出ている時期なのに途絶えてしまった。

というような事です。

キノコ採りのなかには、ナラタケはまだこれからだ、と言う人もいます。
でも、この地方の冬はすぐそこまで来ています。
キノコ採りも人生も、「いつもの様に」は無いのです。
その時、その時の現実の変化と向き合って生きていかなければなりません。
変化に対処するための方法をたくさん身に付けている人が、人生の達人と言えるのでしょう。
キノコ採りも、もっと広い視野で自然と向き合うことが必要です。
自然の変化を敏感に感じとることも、自然を楽しむ方法です。

私は、ナラタケはそんなに出ないと思っています。
これから、ナメコ、ムキタケ、エノキタケがどれぐらい出るのか、今年のキノコ採りは混迷しています。


2011/10/13

柳の木に付くヌメリスギタケモドキ

柳の枯れ木に付いたヌメリスギタケモドキの子ども。
10月10日の祭日は、仕事の予定だったが、キノコ会いたさに仕事が手に付かず、山へ出かけてしまった。
この日の目的は、ヌメルスギタケモドキ採り。

このキノコがある場所は山の中を流れる川の堰堤の上流。
堰堤のすぐ上流は、川の流れで運ばれた泥が堆積しやすく、泥土の河原は柳の木が好む生息場所となる。

川原の泥土を好むから、川原には柳の木が多いのだと思う。
この柳の枯れ木や、ちょっと枯れかけた柳の木の幹を好むのがヌメリスギタケモドキというキノコだ。

ナラタケもナメコも収穫無し

この時期めずらしいツキヨタケの幼菌
10月9日の日曜日に、この間(9月25日)全滅ナラタケの大量の残骸のあったS岳へキノコ採りに入ってみました。
時期的に、ナラタケの第2弾が出ているはずだというネライがありました。
前回の大量発生は台風の雨で全滅でしたが、今回は大量の収穫が見込めるかも知れないと期待していたのでしたが・・・・・・。
結果は無収穫でした。
ほんの少しのナラタケとナメコだけでした。

時期的にはムキタケが顔を出し始める頃なのですが、上の写真のようなツキヨタケの幼菌がまだ出ています。
今年の山のキノコ事情は例年とは違うようです。

まだ紅葉していない森の中
10月9日ともなれば、この山域なら紅葉真っ盛りのはずが、広葉樹の森の中は上の写真の通り、まだ青々としています。
気温も高めで、寒さを予想して下着を多く着込んだのが裏目に出るほどでした。
ま、山のなかでは、寒いよりは少々暑いぐらいの方が体に優しくて良いのですが。

腐ったナラタケのそばに、無事なナラタケがほんの少し
やっと出会ったナラタケは、前回の残骸のそばにほんの少し。
落ち着かない様子で縮こまっています。
これでは大量に発生する気配は感じられませんね。
他の山では出ているらしいのですが、今年はS岳ではブナハリタケを見ていません。

ようやく出始めたナメコの幼菌
立ち枯れのブナの大木に、ナメコの幼菌がチョロチョロと。
このナメコの幼菌も元気が無いように見えます。

傘が開いたナメコ。早生のものか?
キノコの無い山をシルバーコンパスで彷徨い歩いて、やっとナメコに出会いました。
傘が開いたナメコです。
色が白っぽいので、早生のナメコかも知れません。
この山の本格ナメコはこれからなのでしょうか。

知人のキノコ採りは、今年はキノコの出が遅いと言っていました。
だから、採りに行くのは、まだ早いのだ、と。
キノコが必ず出るものなら、そうなのでしょうが、出ないこともあるのでは、と思っています。
キノコが無いと、キノコの出が遅いと考えるのは人間の都合からでしょう。
自然界では、キノコが出ない事情があるのかも知れません。
一斉に大量発生したあとは、もう打ち止めというようなことがあるかもですね。
いずれにしろ、今後も山へ出かけますから、しっかり観察することにしましょう。

キノコがあっても無くても、山歩きは楽しいですからね。
でも、キノコが有った方がもっと楽しい、というのが本音かな。

2011/10/12

キノコ探しの方法(その2)

愛用のシルバーコンパスと数回の使用でボロボロになった地形図
キノコ探しの方法(その1)の続きです。

山での行動
目的地(ここでは沢の分岐点)に到着するまで、ただひたすらそこに至る直線上を進むわけではありません。
その途上、小さな沢があれば、その沢筋でキノコを探したりします。
キノコは沢筋に多く発生しているからです。
沢筋を離れなければ、コンパス無しで行動しても迷うことはありません。
ただ、その沢とクロスしたポイントは、何か印を付けて解るようにしておく必要があります。
また森の中の大木の下の、薮の無い開けた空間があれば、そこを基点にして四方八方にコンパスを合わせて進み、周囲を探索します。
この時は、あまり深くは進みません。
長い距離を進み過ぎて、戻る際に基点を外してしまったら、目的地(沢の分岐点)に至るコース(地図上の直線)を見失う可能性があるからです。
ミニ探索から基点(大木の下の薮の無い空間)に戻る時は、磁針の北と南を逆にして戻ります。
基点から120度で進む場合、シルバーコンパスの北の磁針は、リングの度数線の360度(真北を意味するN)に合わせます。
これは、林道や登山道から森の中へ入るポイントでコンパスを合わせる場合も同じです。
目的地に向かって出発する時は、必ずコンパスの北の磁針をリングのNに合わせて、維持した角度上を直進します。
逆に、基点に戻る時はコンパスの南の磁針をリングのNに合わせて進みます。
こうすることによって理屈では、辿って来た直線上の軌跡を正確にもどることが出来るのです。
コンパスのこの使い方(振り返って直線の軌跡を確認する方法)をバックベアリングと言います。

注記:ここに記されているシルバーコンパスの使用法は、私が公的機関で習得したものではありません。アウトドアのテキストや独自のトレーニング、実際の経験から身につけたものです。言わば独学です。それでも、今までシルバーコンパスを使用して山で正確に行動して来ました。私は自身のコンパスの使用法には確信を持っています。ですが、ここに記されている使用法は私の体験談であって、シルバーコンパスの扱い方のテキストではありません。私の説明の仕方に不備があって、それがシルバーコンパスの誤使用につながる可能性もあります。シルバーコンパスの使い方に興味を持たれた方は、信頼出来る熟練者や信頼出来るテキスト、信頼出来るウェブサイトで御確認下さい。

地図上の目的地(沢の分岐点)に到着したら、そのポイントもマーキングしておきます。
今度はその大きな沢筋に沿って散策しながらキノコを探し歩くのです。

帰路は、マーキングしたポイントからバックベアリングでコースを決めます。
往路の直線上を帰ることが出来たら、途中見覚えのある立ち枯れの大木とか大岩を確認することが出来ます。
往路から多少ずれても、出発点の林道や登山道と直角に近い角度でクロスするように設定(家で地形図に線を引くときにそう設定する)してあれば大丈夫。
出発点が解る場所に、薮の中から抜けることが出来ます。

2万5千分に1の地形図上の1ミリが、実際は25メートルです。
帰りに薮から抜け出た地点と出発点が10メートルぐらいずれていても、地図上では直線上を歩いたことになります。
もちろん、ずれは少しでも少なくなるように修練しなければなりません。

私のキノコ探しの方法は、楽しい山歩きの方法です。
キノコの収穫が少なくても、好きな山歩きが出来たなら、大満足。

2011/10/07

キノコ探しの方法(その1)

私のキノコ探しの方法は、私の山歩きの方法です。
どちらも、シルバーコンパスと国土地理院発行の地形図を使います。

この地方のキノコ採りの多くは、あまり山の奥へ入らないようです。
ただし、舞茸採りは別です。
彼らは人の入らない山奥で、キロ数の多い舞茸を収穫しているらしいです。

多くのキノコ採りの人達はクルマを停めた林道の周辺で採取活動をしています。
楽にキノコが採れるので、そこは人で溢れています。
多くのキノコを採取したい人は日も明けない早朝から林道へクルマを飛ばしているようです。

山歩きが趣味の私は、キノコを探して山の奥へ入ります。
まったく人の入っていない場所でキノコを採るのが好きなので、登山道が無い山へ潜入するのです。
その際必要なのが、シルバーコンパスと地形図です。

家にいるときの仕事
国土地理院のウエブサイトの地図閲覧サービス(ウォッちず)へアクセスして、近場の山の地形図を睨むのです。

ポイントはふたつ。
●広葉樹の森で、北向きもしくは北東向きの比較的緩い斜面を探す。
●近くを大きな沢が流れていて、枝沢の多いエリアを探す。

このふたつの条件に適う森を、地形図から探し当てるのです。
場所が決定したら、国土地理院のウエブサイトの「電子国土ポータル」から地形図をプリントアウトします。
「電子国土ポータル」では自動で「磁北線」が引けるので便利です。
この「磁北線」無しには、地形図を使った山での行動は不可能です。

地形図上で、そのエリアにアプローチできる林道や登山道の特定のポイントから、地形図で見つけた大きな沢の特徴的なポイント(たとえば沢の分岐点とか)に定規で直線を引きます。

そしてその線の方位角度を、シルバーコンパスを当てて割り出します。
この角度が、林道や登山道から山へ入る進入角度になるのです。

地形図に線を引くときは、目標の沢や稜線に対してなるべく直角にぶつかるように引きます。
このほうが、多少角度がずれても、目標物に確実に辿り着けるからです。

山での行動
山の進入ポイントに到着したら、紐付きのシルバーコンパスを首から下げて、進入角度を合わせます。
地形図上に記した直線上を進むには、シルバーコンパスの指針が指し示している角度を正確に直進しなければなりません。
もちろん、薮漕ぎ山行です。
シルバーコンパスの針の先に特徴的なもの(立ち枯れの大木とか大岩とか)があればそれを目標に直進します。
特徴的なものが見当たらないときは、シルバーコンパスの指針を頻繁に睨みながら直進します。
薮漕ぎ直進しながら、キノコを探し歩くのです。



2011/10/06

雨続きなので山のキノコはどうなっているでしょう

今度の連休は山へキノコ採りに行けそうなのですが、今週は雨続きでまたもやナラタケには良く無い状況が続いています。
雨に弱いナラタケに大量の雨です。
また黒く腐ったナラタケの群生を見るのではないかと心配しています。
そろそろナラタケのシーズンも終盤なので、収穫は期待出来ないかもしれません。
美味しいオニナラタケも今年は食べられないかもしれません。

ナメコのシーズンは中盤ぐらいです。
ナラタケに比べるとナメコは丈夫な食菌なので、ナメコの収穫にかける期待の方が大きいのです。
ナメコは雪が降り始める頃でも出て来ますから、かなり寒さに強いキノコなのです。
東北地方では雪が降る頃に出るナメコを「ユキノシタ」と呼んで採取しているキノコ採りもいます。
寒いなかで出て来たキノコは、なんとなく旨味が濃いように感じるのは気のせいでしょうか。
ナラタケにしても、春のものより秋のものの方が味が濃くて美味しいのです。
寒さがキノコの旨味成分を増加させるのはほぼ確実。
寒さは良いのですが、雨はいけません。
せっかくの旨味成分も雨で破壊されてしまっては、晩秋の楽しみが無くなります。
今期最後のナラタケの無事を祈るばかりです。
ナメコは雨にも強いので、ちょっと安心しているのですが。
キノコの時期は、心配ばかりして落ち着かないキノコ採りが妙にソワソワしています。

私の二日酔の対処法

昨夜は久しぶりに街で飲みました。
外で飲むのは一ヶ月半ぶりだったので、少々飲み過ぎです。
案の定、今朝はボーッとして、二日酔ぎみ。
なかなか仕事がはかどらない。

そこで私の、極めて個人的な二日酔対処の方法について書きます。
対処の方法と書くと、たいそうなものに感じられますが、いたって簡単なことです。
しかし、簡単だからと言っても実行が容易であるとは言い切れません。

まず、飲み過ぎたことを後悔しないことです。
飲み過ごした自分を責めないこと。
これがいちばん大事な方法かも知れません。
調子に乗って飲み過ぎて、体は大量のアルコールでダメージを受けています。
後悔や自分を責め立てることは、そのダメージを受けた肉体にさらに追い打ちをかけることになります。
自責のストレスが自身の肉体を責め、体や精神の免疫力を低下させることでしょう。
お酒は、飲む時楽しく、飲んだ後も楽しくです。
飲んで楽しんだのだから、少々飲み過ぎたりハメを外したことは良しとしよう、と自分に働き掛ける。
疲れた体を自身で癒すことが、二日酔の最大の対処方法だと思います。

次に、肝臓も疲れていることでしょうから消化の良いものを食べ、条件が許せば休養して体を休めることですね。
飲み過ぎに特効薬は無いと思っています。
もしあれば、世の中に二日酔者が溢れ、廃人が溢れることになるかも知れません。
やはり、自身をいたわり休養することが一番だと思います。
それが出来ないなら、お酒を飲まないことです。
二日酔のもっとも優れた対処法は、お酒を飲まないこと。
これが一番難しいですね。
簡単な道を歩むか、難しい道を歩むかは人それぞれです。

2011/10/04

山の初冠雪とナメコ

とうとう山に初冠雪があった。

街からも山の上部辺りが、うっすらと白く見える。

いつもより2週間ぐらい早い初冠雪だ。

紅葉が始まったばかりなのに、もう雪の季節となった。

今年は、冬が早く来そうな気配がする。

知り合いから、先週の日曜日(おとつい)に山でナメコを大量に採ったというメールが、今日私に届いた。

これがメールに添付されていたナメコの写真。

美味しそうなナメコが大量にあるではないか。

私は、おとついの日曜日は仕事で山へ行けなかった。

こんな写真を見たらじっとしていられない。

山が急激に冷え込んだので、ナメコが一斉に顔を出したのだろう。

今年の山は、ナメコも豊作のようだ。

街も夜になると冷え込んでくるのでストーブを出している家庭が多い。

寒い夜は温かいナメコのみそ汁が最高。

天然のナメコはツルツルしていてコクがあって、とても美味しい。

ナメコは優れた食菌で、栄養分も豊富。

特にガンの予防に効果的だと言われているβグルカンが豊富らしい。

美味しくて体に良くて、こんなに可愛いナメコが現れ出したら、もう仕事が手につかないい。

山頂に初冠雪、谷に大量のナメコ、である。

2011/10/03

オニナラタケ

ナラタケの種類は、近年日本では9種類ぐらいと言われています。
私はその9種類全部を知っている訳ではありませんが、オニナラタケは稀に採るキノコです。
オニナラタケと言う恐ろしい名前の割には美味しいキノコです。
味が濃くて、ダシもよく出て、食べるのが楽しみなキノコです。
私が茸採りに出かける山域ではなかなか手に入りません。
オニナラタケは針葉樹の枯れ木に付くキノコのようです。
私の入る山ではアオモリトドマツ(オオシラビソ)の倒木に付いています。

ここ5年ぐらい見なかったのですが、去年大量に発生しているのを見つけました。
森の中に巨大なアオモリトドマツの倒木が横たわっていて、最初このオニナラタケの群生を見つけたときは小躍りして喜んだものでした。
食べてみたら、他のナラタケよりも味が濃くて美味しいのです。
いや、味が薄くて淡白であるという人もいますが・・・・。
オニナラタケの味については、青森地方では個体差があるようです。

次の年の秋に、またそのアオモリトドマツの倒木を訪ねましたが、オニナラタケの発生は見られませんでした。
4、5年ずうっと無収穫が続いて、去年行ってみたらこの倒木にオニナラタケの大発生でした。
ただ残念なことにタイミングが悪くて、たくさんのオニナラタケが乾燥して枯れてしまっていたのです。

オニナラタケの特徴は、傘が淡褐色から淡赤褐色で、黒褐色の鱗片が多数ついていること。
傘の裏側のヒダは、ほとんどが直生。
柄は傘とほぼ同色またはより淡色です。
淡褐色の鱗片が付いていて、明瞭なツバがあります。
柄の基部は、上部よりも太くなります。

今年は、この倒木でオニナラタケの幼菌を見つけましたから、オニナラタケが大量に採れると期待しています。
ただ、仕事が混んでいるので、なかなか採りに行けないのが、嬉しいやら寂しいやらなのですよ。

老化による失敗を防ぐ方法

高齢になると早合点やあわてた行動のために失敗することが多くなります。
これは単なる脳の老化からくる現象でしょうか。
年齢が進むと、経験が豊富になり、その経験に基づいた思考方法がパターン化されやすいのではないでしょうか。
長くて豊かな体験から産まれた固定観念を、なんの検証も無く、発言したり行動に移したりすることによって生ずる失敗というのもあるのではないでしょうか。
一種の高齢者の驕りから生ずる失敗です。
私は「老人行動学」の専門家ではなく、ここに書いてあることも私の個人的なアイデア(私見)です。
社会的な公認を受けた意見ではありませんので、ご注意下さい。

現実は千変万化、常に移ろいで行きます。
高齢になると慣れもあって、あまり現実を見る(検証する)ことが無くなります。
体力も低下してきますから、現実の検証が面倒になってくるのでしょう。
そのせいで、身に備わった古い固定観念を始動してしまって、それが現実に対応出来ずに失敗してしまうのだと思います。
対人関係における争いごとや、労働災害や交通事故等の原因は、老齢化による現実に対する無関心さから起るのではないかと思います。
そういう一面があるのではないでしょうか。

現実や、今現在の身の回りのことに興味を持ち注意を払えば、いろんな失敗を減らすことが出来ると思います。
年老いても好奇心を豊かに育てて、いろんな現実に対して若者のように眼を見張れば、いろんな発見が可能です。
日常に潜む危険も見つけ出して回避することが出来ると思います。

老齢化すると体力は落ちてきますので、疲れが溜まったりすると好奇心も鈍ってくることがあります。
アンテナがシャープで無くなると、判断力は安易な固定観念に囚われがちになります。
そういう現実も注視して、長い人生のなかで培ってきた知恵を動員して、疲れている状態で判断し行動することに警戒しなければならないでしょう。

年老いても社会のなかで働ける方法について、もっと研究されなければならないと感じています。
全てを老いぼれたことから考えるのでは、真の老人の力は活かされないでしょう。

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