下北半島川内町の熱い温泉、ふれあい温泉川内
雨に曇る仏ヶ浦。 |
海峡ラインは、佐井村福浦を過ぎると、急カーブ、急坂道の連続になる。
しかも、雨と濃霧で見通しがきかない状況だったので、慎重運転。
途中の景観は得られず。
佐井村から川内町へ
佐井村福浦は、漁村の歌舞伎(福浦歌舞伎)で有名なところ。 晴れていれば、仏ヶ浦、願掛岩、森の中にそびえている縫道石山などなど、美しい風景を見物出来ただろうが、視界を遮るあいにくの雨。
ウニ丼が名物の「ぬいどう食堂」 にも寄ってみたかったが、それも適わず。
尚、海峡ラインは、佐井村野平と脇野沢源籐城の区間は冬期間閉鎖されるとのこと。
冬期閉鎖されなくても、冬場は通りたくない道である。
冷たい雨に消沈して、脇野沢見物をパス。
脇野沢の野猿公苑での「北限の猿 」見物もパス。
脇野沢へは向かわず、海峡ラインから離れて、川内ダムへ向かった。
川内ダム湖。 |
ふれあい温泉川内
川内ダムのダム湖(かわうち楜)を過ぎたあたりから、天気がしだいに回復してきた。時々晴れ間も出現して、気持ちも明るくなってきたところで、 川内川渓谷沿いに温泉を発見。
下の写真にある「ふれあい温泉川内」で温泉休憩をとった。
入浴料350円。
古い建物だが、掃除が行き届いていてサッパリした感じの建物内部。
浴場は銭湯スタイルで、源泉掛け流し。
浴室の周囲が大きめのガラス窓なので 、室内は明るい。
お天気が良くなってきて、外の見晴らしが心地いい。
泉質は、硫酸塩化物泉。
熱い温泉
湯船は、高温浴槽と低温浴槽のふたつに分かれている。高温浴槽は灰色に淡く濁っており、低温浴槽は黄色がかった淡い灰色。
低温浴槽に入ってみたが、低温のわりにはかなり熱い。
高温浴槽は、私には熱過ぎて入れない。
ふたつの浴槽の間に、お湯の蛇口を囲った石の台があって、その台の上に水温計があった。
「さわるな」という注意書が敷かれてあったが、拝借して湯温度を計ってみると。
なんと、低温浴槽は43℃、高温浴槽は49℃もあった。
高温浴槽に悠々とつかっていたオジサンがいたが、よっぽどの高温好きに違いない。
下北半島の人々は熱い湯が好きなのか、以前入った 「むつ矢立温泉」もかなり熱かった。
帰路へ
よく汗の出るお湯だったが、べとつかずにさっぱりした湯上がり感。気持ちのいい温泉だった。
気分がさっぱりしたところで、後は帰るのみ。
むつ市から野辺地を通って、家に帰り着いたのは夜の9時。
下北半島を一日でぐるりと回ったドライブもようやく終わった。
このドライブは、二日分の行程だったかもしれない。
今度は、駆け足ではなく、各所をのんびり見物したいもの。
浴場外観。 |
「ふれあい温泉川内」正面入口。 |
温泉の看板。 |