広告
最新記事

内田百閒の短篇小説「梟林記」を読んだ感想

梟。 内田百閒の短篇小説「梟林記」を読んだ。 「梟林記」は、「梟(ふくろう)」の音読みが「キョウ」だから、「キョウリンキ」と読めば良いのだろうか。 短い小説なので、あっという間に読み終えたが、梟はどこにも出てこない。 登場する鳥は、鷲や雀だけで、梟の林も出てこない。 梟を探して再...

内田百閒の短篇小説「ゆうべの雲」の私の読み方

    キツネのイラスト(ブログ運営者制作) 都会には、人に化けるタヌキやキツネがいる。 主人公の日常が、お伽噺的な視点から描かれている。 私は「ゆうべの雲」を、そういう風に読んだ。 「ゆうべの雲」とは夕方の雲のこと。 夕方の雲は千変万化。 見る見るうちに形を変えて、違う姿に化け...

AI(人口知能)との対話(BardとChatGPT)

イラスト製作:ブログ運営者。 Bard BardはGoogleの対話型AIである。 Bardという単語は、吟遊詩人という意味。 私は、Birdとひっかけて、Bardの回答者を「鳥兄い(とりあにい)」と呼んで楽しんでいる。 以下は、私と鳥兄いとの「対話」である。 (赤色は私の発言)...

三角寛についての記事

二冊の本。 ジャンルの異なる二冊の本を続けて読んでいたら、三角寛(ミスミ カン)のことを取り上げた記事が、その二冊の本に記載されていて、面白いと感じた。 三角寛は、「サンカの小説家」として昭和時代の初期に活躍した作家。 また、「サンカ研究者」と自称していたとのこと。 だが、その研...

痒いジンマシンが二日で治った

  腕に出たジンマシンのイラスト(ブログ運営者制作)。 3日の夜に肘の内側が痒くなったので、見たら赤い丘疹がポツポツと出ていた。 この皮膚の盛り上がり具合は、ジンマシンの外観によく似ている。 ジンマシンが出たのは久しぶりだ。 20年ぶりぐらい。 両方の腕と腰のあたりにも、赤いポツ...

太宰治の「富嶽百景」を読んだ感想

和服姿の太宰治のイラスト(作:ブログ運営者) 金子光晴の富士 1944年、詩人の金子光晴のひとり息子である乾(けん)に召集令状が届く。 それを機に、金子家の親子三人は山中湖の湖畔に逃避する。 心の赴くままに生きたとされている反戦・反骨の詩人金子光晴は、山中湖で「富士」という詩を作...

芥川龍之介の短篇小説「蜘蛛の糸」を読んだ感想

机に向かっている芥川龍之介のイラスト(作:ブログ運営者)。 極楽にお釈迦様? 芥川龍之介の「トロッコ」を再読 したついでに「蜘蛛の糸」も読んでみた。 初めて読んだ小学生の頃より60年近く経っている。 半世紀を過ぎての、小説との「再会」である。 読んでみて驚いたことは、極楽にお釈迦...

芥川龍之介の小説「トロッコ」の思い出

CorelDRAWで描いた昔のトロッコのイラスト(作:ブログ運営者) 私が初めて読んだ芥川龍之介の小説は「蜘蛛の糸」で、二番目が「トロッコ」だった。 ふたつとも学校の教科書で習った。 読書好きな生徒は別にして、おそらく私と同年代の多くの方も、そうだったのではあるまいか。 「蜘蛛の...

芥川龍之介の短篇小説「藪の中」を読んだ感想

「具妻行男於大江山被縛語」国史大系大16巻今昔物語(経済雑誌社)国立国会図書館デジタルコレクションより。 話題作 芥川龍之介の短篇小説「藪の中」は、いろいろと話題になったことでも知られている読物である。 「いろいろと」とは、以下の事柄に因っている。 よく使われている「真相は藪の中...

内田百閒の小説「山高帽子」を読んだ感想

山高帽子をかぶった内田百閒のイラスト(作:ブログ運営者)。 内田百閒の「山高帽子」は、昭和4年6月に中央公論に発表された小説である。 主な登場人物は、語り手である青地と、青地の友人の野口。 青地は、陸軍の学校で語学の教官をしている。 彼は、自身の精神状態を、健全ではないように感じ...

新しい投稿はありません 前の投稿
広告