2019/08/15

「稲垣河川公園」のヤナギ並木の片側が伐採されていた

片側の列が伐採されたヤナギ並木
岩木川側(東側)の列が伐採されたヤナギ並木。

片側一列が伐採

お盆の墓参りの途中で、「稲垣河川公園」に寄った。
愛犬の散歩と、お気に入りのヤナギ並木見物が目的である。

青森市近辺は、7月の後半から今日まで、まとまった降雨がない。
おそらく明日もあさっても、雨なしの暑い日が続くという天気予報。

そのせいか、広い「稲垣河川公園」の芝生は、枯草状態だった。
照りつける強い日差しに、愛犬も暑そうである。

そんな公園のヤナギ並木はというと、なんと、片側一列が伐採されていた。

上の写真のように、岩木川側の列が切株の隊列になっている。

かつてトンネル状態だった空間が、青空の下に解き放たれていた。

やっぱり、こうなったか。
思いが的中したが、ちょっと残念だった。

枝枯れの対処

去年の5月に「稲垣河川公園」を訪れて、このヤナギ並木を見たとき、これはかなりピンチなのではと思ったのだった。
素人ながら、なんらかの対処が必要だと思ったのだ。

その何らかの対処が、この片側一列の伐採だったのだろう。

最初にこのヤナギ並木に出会ったとき、「周囲にとけ込んだ、この見事な配列」と私は絶賛した。
その後、何度かここを訪れるたびに、ヤナギの木の枝枯れがだんだんひどくなっているのに気がついた。


伐採から逃れたヤナギの枝ぶり
残ったヤナギの枝ぶり。


伐採して風通しを良くする

このヤナギ並木の枝枯れの原因は、私が絶賛した「見事な配列」にあったのだ。
それぞれの木と木の間隔が狭すぎて、ヤナギが呼吸しづらい状態だったに違いない。

去年の5月に「稲垣河川公園」を訪れたとき、枝枯れがひどくなっているヤナギ並木を見た私の観察は以下の通りだった。
  • この並木は個体の間隔が密すぎて風通しが悪い。
  • 各個体の枝が上の方でぶつかっており、枝の樹皮が傷つきやすい配置になっている。
  • このために病害菌や病害虫が、はびこりやすいのではないだろうか。
この公園の管理者も、ヤナギの枝枯れ状態を見て、私と同じ感想を持ったことだろう。
その結果の処置が、この片側列伐採である。

この公園の設計者は、ここにステキなヤナギ並木を作ろうとした。
河畔林の主要な樹木であるヤナギの並木を作って、「河川敷公園」に夏の避暑空間を作ろうとしたのだろう。

しかし、自然は人間の思い通りにはならなかった。
今や、あのステキはヤナギ並木は幻となったのである。

ヤナギの木陰を歩く愛犬
一列が伐採されても、木陰ができている。

片側は伐採されたが、もう片側は並木として残っている。
そして、まあまあの木陰を作っている。

今日は、愛犬もその木陰をたどって散歩を楽しんでいる。
残ったヤナギの各個体には、枝枯れの傷跡のひどいものが少なくない。

これから順調に回復して、ステキな空間を作ってくれることを夢見るばかりである。

病状が残っているヤナギの木
枝枯れから回復していないヤナギの木。

シロヤナギの大樹
池のそばのシロヤナギの大樹は健在。