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藤沢周平の短編小説「報復」を読んだ感想

新潮文庫「藤沢周平 霜の朝」に収録されている短編小説「報復」のページ。 藤沢周平の短編小説「報復」は、武家に下男奉公していた男が、主人を陥れて死なせた藩の次席家老に、下男なりのやり方で「報復」する物語である。 下男の名は松平。 松平は、夜遅くに主人のお供をして次席家老の屋敷へ出か...

スキーハイキングの初歩きは、浅虫温泉森林公園から屋敷山へ

雪の積もった登山道を登る。 屋敷山詣で 浅虫温泉街の裏山である屋敷山(標高321.6m)へスキーハイキング。 屋敷山への登山道は無い。 屋敷山という立派な山名を冠しているが、人が訪ねて行けるような道は無い。 高森山(標高386.3m)へ向かう登山者が、尾根を歩きながら横目で眺める...

浮橋「起きてみつ寝てみつ蚊帳の広さかな」

「国立国会図書館デジタルコレクション」より。 加賀千代女の作ではない 起きてみつ寝てみつ蚊帳の広さかな 浮橋 私は長い間、この句を加賀千代女の作と思い込んでいた。 ところが最近、たまたま訪れた齋藤百鬼氏(故人)のブログで、加賀千代女の作ではないことを知った。 齋藤百鬼氏も、「岡本...

川崎ゆきお著・小説「綾乃」を読んだ

小説「綾乃」の表紙。 知る人ぞ知る 久しぶりに小説をイッキに読み切った。 次はどうなるのだろうという好奇心に駆られて、どんどん読み進めていく気持ちよさを、久しぶりに味わった。 小説の題名は「綾乃(あやの)」。 作者は、知る人ぞ知る「川崎ゆきお」。 知る人ぞ知るとは、興味のない人は...

浅虫温泉森林公園から高森山へ

高森山(グーグルアースより)。 浅虫森林公園から登山 曇天の下、浅虫温泉街をふもとに従えてそびえる高森山(標高387m)に登った。 高森山は、七年ぶり。 2015年の夏に、「馬場山コース」 を歩いて以来である。 今日は、浅虫森林公園のテニス場のそばの駐車場(標高30m)から山に入...

猿雖「荒れ荒れて末は海行く野分かな」への芭蕉の付句

「芭蕉年譜大成」より。 窪田猿雖 インターネットの「コトバンク」によると、窪田猿雖(くぼた えんすい)は伊賀上野の富商で、伊賀蕉門の最古参のひとりであるとのこと。 芭蕉は、元禄七年(没年)の七月中旬に伊賀上野に帰省している。 五月にも帰省しているので、この年二度目の帰省である。 ...

朝顔や夜は明けきりし空の色

アサガオ。 芭蕉庵での六吟歌仙興行 京都で仙洞御所与力(せんとうごしょよりき)の職に就いていた 中村史邦(なかむらふみくに) が職を辞して、江戸に移住したのは元禄五年の秋頃であると「芭蕉年譜大成(今榮藏著)」にある。 仙洞御所とは、太上天皇・法皇など、主に退位(譲位)した天皇の御...

廣沢やひとり時雨るゝ沼太良

「国立国会図書館デジタルコレクション」より。 蕉門の俳諧師で、去来や其角、嵐雪、凡兆、曾良などは有名だが、中村史邦(ふみくに)を知る人はあまりいない。 蕉門の発句・連句集である「猿蓑」に十四句も入集した実力者でありながら、現代ではあまり注目されていない存在である。 その「猿...

聖徳太子と関係があるとされている平川市碇ヶ関の古懸山不動院国上寺

境内にある「古懸不動尊の由来」の看板。 聖徳太子の命により建立 碇ヶ関にとてつもなく古いお寺があると聞いたので、それは拝見しなければと出かけた。 お寺の名は古懸山不動院国上寺(こがけさんふどういんこくじょうじ)。 上の画像は、古懸不動尊の由来を記した看板。 以下は、その抜粋である...

変化に富んでおもしろかった東岳ハイキング

林道が終わって、森の中の快適な登山道。 30年ぶりに東岳に登った。 東岳は、青森市の東側に位置する山。 山頂の標高は683.9mで、南北に横長の山である。 スタート地点の駐車場の標高は、190m。 標高差約500mのハイキング。 東岳の横長の稜線の北側に、陸奥湾を見渡せる標高65...

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