日に焼けたら老人性白斑が目立ってきた
【海辺にて。】 |
昨日の日曜日は、また海水浴だった。
Tシャツを着て泳いだので、先週のような、日焼けによる肩と背中のヒリヒリは全く無い。
直射日光の下では、それなりの対処方法が必要なのだ。
大きめのポール付きタープも持参したので、休憩時は日よけが出来て快適だった。
脚のほうは、先週と昨日の海の日焼けで褐色さが増してきた。
陽にやけて目立つ白斑
脚が褐色になると、目立つのが「老人性白斑」だ。
私の場合、50代の中頃からポツポツと白いものが目立ち始めた。
最初、これを脚部の太腿に発見した時は、あのマイケル・ジャクソンも罹患したという白ナマズ病(尋常性白斑)ではないかと心配した。
【足膝上部分に発生した「老人性白班」。直径6ミリぐらい。】 |
老化現象
しかし、白斑の斑点は米粒大で小さく、斑点同士が融合したり、小さな白斑が拡大したりしないので、「尋常性白斑」では無いと自己診断した。
白斑のできる場所が下肢に止まっているのも、「老人性白斑」と判断した理由だ。
「尋常性白斑」は治りにくい皮膚病と言われていて、白斑が発生する場所が、人の目につきやすい顔や腕や手であることも少なくない。
年頃のお嬢さんの顔に「尋常性白斑」が出たら、気の毒なことである。
「老人性白斑」は、高齢者の四肢や体幹に出ることが多いらしい。
特徴は、直径が10ミリ以下の境界のやや不明瞭な円形や不整形の、脱色したような白い斑点であること。
特別な治療も無く、放置しておいても健康上は差し支えが無いということだ。
「老人性白斑」が、皮膚がんに移転しやすいということも無いらしい。
「老人性白斑」は20代の若者でも出ることがあるということだが、その例は極めて少ないと言われている。
高齢者に多いのだから、皮膚の老化現象のひとつだということか。
老人性は寂しい
いくら高齢になったからと言っても、山に登ったり、スキーをしたり、海で泳いだりできるのだから、「老人性ナントカ」という名前は寂しい感じだ。
「老人性白斑」は寂しくもあり腹立たしくもある、高齢者の目印になっているだ。
だが、老人は海で泳がない。