新雪が降った北八甲田「鳴沢台地」方面へスキーハイキング
導入部。 |
昨日、八甲田山一帯に雪が降った。
降雪量は10~15センチ。
黄砂で汚れかけていた山の残雪が、白く雪化粧。
山は、冬景色にもどったような有様に。
大型連休の始まりに雪が降ったことで、なにやら活気づいたような山の印象。
青森市内は、昨日も今日も寒い日。
寒い日の春スキーも良い。
ということで、今日は北八甲田「鳴沢台地(標高1232メートル)」を目指した。
青森市から、青森県道40号線(青森田代十和田線)を箒場岱方面に向かう。
大崩沢の橋を越えた左側に乗用車3台分ぐらいの駐車スペースがある。
そこにクルマを止めて身支度を整えた。
すっかり冬景色。 |
駐車地点の標高は685メートルぐらい。
鳴沢台地山頂までの標高差は約550メートル。
お手頃なスキーハイキングが楽しめそうなコースである。
鳴沢台地を県道40号線から見上げると、前岳の左手にちょこんとそびえている三角形の山に見える。
ところが、田茂萢岳(標高1324メートル)にある八甲田ロープウェイの山頂駅から八甲田温泉コースを滑るときに見える鳴沢台地は文字通り台地状に見える。
その緩い丘の頂点が鳴沢台地の山頂である。
アオモリトドマツがなかば樹氷化。 |
まずは、駐車地点からコンパス200度方向に進む。
赤倉岳山頂から田代方向に延びている東尾根を目指して登った。
登りは、やや急斜面とやや緩斜面の繰り返し。
これが面白い。
森は、木が混んでなくて、開けている。
森の景色も変化があっていい感じ。
なによりも、静かである。
歩きはじめからチラチラ降っていた雪が、ちょっと強く降ってきた。
空の様子も晴れそうに見えない。
そこで、今日は標高950メートル付近で引き返す。
春山の新雪散歩が楽しいスキーハイキングであった。
滑りはこの時期の新雪だけに、重くてやっかいなひっかかり雪。
斜滑降を繰り返しながら、安全第一で下りてきたしだい。
地形図を眺めながらルートを決めたコースなのだが、手頃で楽しめそうなコースに思える。
結果的に今日は、その偵察山行となった。
早めの下山だったので、深沢温泉でゆっくりできた。
帰り道の八甲田は、青空が大きく顔を出している。
天気は崩れなかったのだ。
まあ、こんな日もあるさ。
空はなかなか晴れない。 |
森が開けてきた。 |
木々の枝に着雪していて、とてもきれい。 |
到達最終地点。 |
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