「秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる」異論もありかな 秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる 藤原敏行朝臣の作とされているこの歌は、秋になるとよく耳にする歌のひとつである。 すぐれた秋の歌として、多くの人たちに愛吟されている。 私もこの歌に出会ったころは、「ああ、なんて良い歌なんだろう」と思った。 秋の到来が風の音... エンタメ 2020/09/17