今日は雨降りだったが、ミズの谷へミズ採りに行った。
時期的に、おそらく今年最後のミズ採りになるだろう。
雨は降ったり止んだりの繰り返し。
時々、強く降った。
雨合羽を着ていたので、まだ気温が低く無い今頃の雨は、山菜採りの支障にはならない。
これが秋の深まった寒い時期になると、雨降りの山の中での行動は危険。
雨合羽の中の結露で衣類が濡れて体温を奪われ、体力が消耗してしまうから。
疲れの度合いもアップしてしまう。
疲労で脚力が衰え、転びやすくなって、転倒による骨折ということも。
気温の低い時期の、雨降りの山での単独行動は、一歩間違えば遭難事故に繋がる。
特に山歩きが趣味の高齢者は危険。
自分はまだまだ大丈夫だという自信過剰が、高齢者の遭難事故の原因になっているようだ。
そう思いたい気持ちは、非常によくわかるが・・・・。
今日の雨は快適だった。
雨合羽のおかげで、谷のヤブ蚊に刺されずに済んだ。
雨に濡れたミズは瑞々しくて、9月いっぱいは採集可能なのでは。
ミズの谷は、そこかしこ若々しいミズだらけで、見た限りでは春先の群生と変わりがない様子。
でも、もう花も咲き終わって、枯れる前のミズだから、これは、食べてみなければその味はわからない。
ミズ採りは今年から始めたようなもの。
この時期のミズの味や茎の硬さがどういうものかは、経験が無い。
知人に差し上げる予定があったので、適量より少し多めに採って、谷からあがった。
雨に濡れたミズが重くなって、それを担いでの帰り道は少々息が切れた。
久しぶりに重いリュックを背負った。
小股でゆっくり、谷からの急坂を登る。
この苦行も、距離がそんなに長いものでは無かったので、山歩きが趣味の私には快適な気分。
9時半頃家を出て、家に戻ったのが12時半だから、適度な運動になった。
午後は仕事の残りを片付けに仕事場へ。
半日遊んで、半日仕事の日曜日。