雑談散歩

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冬に辛いものを食べると顔に大量の汗をかく

私は、寒い日に、辛いものや熱いものを食べると顔や頭、背中に大量の汗をかきます。

季節的には冬がもっとも多いですね。
あと、晩秋とか初春とかの寒い日に、そうなります。

味噌ラーメンとかカレーライスとか、熱くてちょっと辛いものを食べると、顔が茹で蛸のように赤くなって大量に汗をかくのです。
もちろん激辛のものを食べると、風呂上がりのような状態になります。
辛いものを食べると、たいていの人は汗をかくようですが、私の場合は極端なのです。

30代のころから、そうなったような気がします。

高校生の頃、緊張すると顔に汗が出てくる傾向が強かったので、若い頃のそういう傾向も影響しているのかなと自身で勝手に思い込んでいます。
赤面症の傾向もありました。

今でも緊張すると、顔や背中が汗ばむことがあります。
冬にそういう風に汗ばむと、頭から湯気が上がりました。
頭から湯気が上がっていると思うと、尚更気持ち的に追いつめられて(あせって)、また大量の汗が出るという、その繰り返し(悪循環)でしたね。

緊張症というかあがり症というか、そういう生まれ持った性質なのでしょう。

若い頃は、不便な性質だなぁと思っていましたが、30代頃から開き直って、「俺はこういう質なんだから、仕方ないじゃないか」と自身に言い聞かせているうちに、緊張症の傾向は薄くなってきたように思います。

茨木のり子さんの「汲む」という詩にも勇気づけられた思い出があります。
以下、気に入っている部分の抜粋です。

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大人になってもどぎまぎしたっていいんだな
ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子供の悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな
年老いても咲きたての薔薇  柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい
あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと……


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      茨木のり子詩集 「汲む」より

さて、辛いものを食べて大量に汗ばむ話ですが、これが寒い時期に顕著に出るのは「冬の寝汗」と関係があるのかなとも思っています。
「冬の寝汗」もある種の夢を見た時にそういう風になったりして、気持ち的な原因もあるかなと思っているからです。

でも、ものを食べて汗が出るのは生理的な原因もあるような気がします。

ネットで調べると、「多汗症」とか「自律神経失調症」とか、そういうものとも関係があるかも、と思ったりしますが、無理に病気になることも無いでしょう。

こうして考えると、人の目を気にすることで病気になることもあるのでは、と思ってしまいます。

ラーメンを食べながら汗をかいている人はちょくちょく見かけますし、そんなことを気にするよりはハンカチの汚れの方を気にしたら良いんじゃない。

きれいなハンカチがお守りになってくれるさ。
そうです、きれいなハンカチは頼もしい味方です。
「冬に辛いものや熱いものを食べると顔や頭に大量の汗をかき、顔が真っ赤になる」ことに対する対策(解決方法)は、きれいなハンカチ1枚で良いかも知れません。
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