雑談散歩

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マスクの効用

マスクを付ければ喉が楽。
夏風邪(風邪症候群)をひいてから3日たった。
仕事が混んでなくて養生できたせいか、健康の回復は順調に進んでいる。
今回の夏風邪は、喉がひどく痛んだので、マスクが手放せなかった。
マスクをしていると喉の湿度が保たれるせいか、喉の痛みが和らいで楽になる。
風邪をひいたり、喉が痛むときは、私にとってマスクは必需品だ。

ニュースで東京あたりの街の映像が流れると、マスクをしている人が目立つ。
冬ばかりでなく、いつの季節でも、日本ではマスクをしている人たちが多いようだ。

欧米人はマスクが嫌い?
欧米人からみれば、日本人の「マスク好き」に異様な印象を持つらしい。
そういえば、アメリカのニューヨークあたりの映像がニュースに流れても、マスクを付けている人はほとんど見かけない。
話によれば、アメリカでは、マスクを付けていることが重病人のサインになっているということだ。
アメリカには、マスクで感染症を予防するという習慣は無いらしい。
あまり効果的な方法では無いという考えからだろうか。
それとも、あまり良いマスクが無いのか。

日本人に多い、喉や鼻の病気
日本人に鼻炎患者は多いのに、欧米人には少ないらしい。
あの高い鼻では、鼻炎とは無縁なのだろう。
鼻や喉のアレルギー症を抱えている人が多い日本では、マスクは必需品。

欧米ではそういう疾患が少ないから、マスクが出回っていないのかも知れない。
そういえば、アメリカ人は「うがい」をしないらしい。
日本の小学校などで、集団で「うがい」をしている映像を見ると彼らは気味悪がるのだそうだ。

私は、「うがい」もマスクも良い習慣だと思っている。
「うがい」やマスクは喉を楽にするから良いのだ。
特に冬の乾燥した空気のなかでは、感染症を予防するというより、口の中や喉の潤いを保って呼吸を楽にしてくれるから、体調を整えてくれていると思う。

私の知人に、マスクは息苦しいから苦手だという人がいるが、アメリカ人では無い。
子どもの頃からの習慣もあるかもしれない。
親が、子どもにマスクを付ける習慣を作らなかったら、子どもはマスク嫌いの大人になることもあるかも知れない。
彼は、相当なヘビースモーカーだから、呼吸器系に問題があってマスクを受け付けないのかもしれない、というのは私の考えすぎだろうか。

相手とのコミュニケーションを大切にするアメリカ人は、マスクがコミュニケーションのシャッタアウトを宣言しているようで嫌であるとも考えられるが・・・。

マスクや「うがい」は日本人にとって健康を守る生活の方法
ともかく、日本人の生活習慣であるマスクや「うがい」は有意義な生活の方法なのだ、と思う。
日本人に多い疾病の特性によって、マスクも「うがい」も日本人には無くてはならないものになったのだ。
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