家を売却するときの値段の決め方

家を売るということに決まったら、仲介を依頼した不動産店に売り主の希望価格(販売表示価格)を申し出なければならない。

「この家は、いくらぐらいで売ったら良いんでしょう?」などと、不動産店の担当の方に相談すると、安い値段で回答されることが多いようだ。

不動産店も商売だから、安い値段の方が売り安いと言うか、買い手を見つけやすい。

不動産店の手数料は成功報酬になる。
その物件が売れなければ、不動産売買の手数料は請求できない。
中古住宅販売のための色々な努力をしても、売れなければ無報酬に近い状態だ。

もし早く売れれば、それだけ経費をかけずに済むことになる。
つまり、不発に終わることが多い何人もの購入希望者に物件を案内したり説明したりする手間が省けるということだ。

テレビコマーシャルや新聞広告などの有料の宣伝媒体の使用料は別にして、その物件が早期に売れようが長い期間が経ってから売れようが、不動産店が手にする売買手数料は一定額なのである。
そういう訳で、不動産店は自らの売りやすい価格帯を提示するのである。

商品の価格は、売る側は出来るだけ高い金額を希望するし、買う側は出来るだけ安価な金額を希望する。

不動産売買の価格も、この売り手と買い手のバランスをみて決めなければならないと、私は思っている。
極端に言って、自分の家にどんなに高い値段を付けようとも自由だが、売れなければ何にもならない。

私は同じ町の物件の価格を、ネットその他で調べてみた。
似たような建物の状況(建築年数・建坪・間取り)、似たような土地の広さ、似たような立地条件の「売家」の表示価格を調べたのだ。

それを参考にして、自分の家の値段を決めた。
この家は、すぐに住める状態なら、この辺では1000万円の値打ちがある、と値付けした。

だが、長い間空家にしていたので、木造住宅の築26年ともなれば方々が痛んできている。
修理やリフォームに300万円かかるとして、1000万円から300万円分を引いた額の700万円が妥当だろうと、現状渡しで700万円の価格が適切と判断。

この額で不動産店に販売の仲介を依頼した。
ただし、この金額は掛け値無しの額なので、値引きには応じない旨も伝えた。

不動産店が「売家」の看板を掲げるとすぐに購入希望者が現れて、値引きを申し込まれたようだが、値引きをしない旨を伝えると納得して下さった。

こうして、私の決めた値段で売買の契約に漕ぎ着けた次第である。

家を売却するときの値段の決め方にはいろいろな方法があると思う。
私の値段の決め方が、ベストで正確で利のある方法かどうかについてはいろいろな評価があるところだろう。
だが、自分で色々調べて付けた値段だから、自身で納得している。

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