植栽のいろいろな雪囲いの仕方

板を使った雪囲い
地面を覆う落ち葉と雪囲いが似合うこの頃。



ちょっと前に「植え込みの雪囲いの方法」という記事を書いたことがあった。
そしたら、その記事にかなりのアクセスがあった。
時期的に、庭木の雪囲いに苦労している方が多いのかも知れない。
そこで、青森市にある平和公園のその他の雪囲いについても見る事にした。
雪囲いの仕方は、植栽の種類や高さ、幅などによって様々である。


荒縄で縛る雪囲い。


公園の植栽の雪囲いは、はみ出た枝の剪定と同時に行われている。
本体からはみ出た枝は、降雪で折れる可能性があるからだろう。
はみ出た枝が雪の重みで引っ張られると、本体の幹まで折れてしまう事がある。



縄で縛る。


上の写真は、縄で縛ってあるだけの雪囲い。
根元が近い数本の幹をまとめて縛ってある。
それが、雪に対する幹の強度を高めている。
細い枝をまとめて縛っているのも、強度の関係からである。


椿の枝の雪吊り(りんご吊り)。

雪吊り(りんご吊り)。


上の2枚の写真は、よく見かける「雪吊り(りんご吊り)」という方法。
松などの枝ぶりが観賞の対象になる植栽は、広がった枝を維持しながら降雪の重みに備えなければならない。
木の幹に沿って芯の柱となる角材を立てて、周囲の枝を縄で吊っている格好である。
こうする事によって、雪の重みで枝が折れるのを防いでいる。
「雪吊り」は、積雪期の植栽の姿を観賞できる雪囲い。
おもに、姿を整えた常緑樹に用いられる。


補助棒を立てる。

上の写真は、幹の柔らかい植栽用の雪囲いの方法。
芯となる角材を立てて、それに幹を寄り集めて縄で束ね、雪の重みで植栽が折れたり倒れたりするのを防いでいる。


縄で縛る。

補助棒式。

まとめて縛る「しぼり」。

「合掌型」に板で被う。


上の写真は「合掌型」の雪囲い。
縦列に植えられた植栽の雪囲いは、この方法で行われている。
枝が細くて、玉状に刈られた形の植栽に「合掌型」雪囲いが多い。
背の低い植栽に対しては、この方法がベスト。
ドウダンツツジなど背が高い植栽には、この方法は不向き。
三角形の裾が拡がりすぎるし、頂点も高くなりすぎて、作業が行いにくい。
縦列に植えられた背の高い植栽の雪囲いは、一番上の写真のような、小屋型の雪囲いがベストのように思われる。


合掌作り。

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