雑談散歩

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空中遊泳(高圧線の保守点検作業)

高圧線の保守点検作業01
アドバルーンか?

クルマを運転中、右の写真の光景をなにげなく見て、アドバルーンが5個上がっているなと思ったが、よく見ると人間だった。
高圧線に取りついて、作業をしている様子。
青空に浮かんで気持ち良さそうだが、当人達はどうなのだろう。

下から見上げていると、高所にはいろいろな危険がありそうで、とても怖い作業のように思える。
だが、当の作業員達が恐怖感でいっぱいなら、こんな仕事はできない。
慣れたベテランの作業員達なのだと思う。

高所での恐怖感を克服した人達が、この作業に臨んで いるのだろう。
安全を確保した作業方法で仕事をしているに違いない。
鉄塔に一人、電線に五人、計六人で作業をしているようだ。
六人もいれば、一人ぐらいは、「青空に浮かんで気持ちが良いな」と思っている人もいるかも知れない。

下から見ると、黙々と作業しているように見える。
が、案外上空では、冗談を飛ばし合いながら、リラックスしたムードで注意深く作業しているのかも知れない。
冗談で恐怖感を追い払って仕事に集中する、ということもあるかも知れない。
なにぶん、遠い彼方での出来事なので推測の域を出ない。

ところで、彼らは何をしているのだろう。
ネットでいろいろ調べてみたら、高圧線の保守点検作業を行っているということだ。
送電線建設技術研究会 という団体のホームページで、送電線の仕事の内容について説明している。

以下、「送電線完成後の保守・点検」という項目からの抜粋(赤字部分)。
「送電線は、長い年月の間、雨や風、雪、雷、地震といった自然現象にさらされます。これらの影響を定期的に点検し、必要がある場合は部材の補修や交換を行います。影響が大きいものについては、鉄塔を建替えたり、電線を張替える場合があります。このような保守・点検は、送電線の機能を健全に維持していくための大事な仕事です。」
また、送電線だけではなく、鉄塔に「カラスの巣」があれば、それも取り除く。
針金などを集めて作られた「カラスの巣」は、非常に危険だという。

さて、作業の間は、送電を止めているのかどうか。
通電していても、作業員が感電しない工事方法があるのかどうか。
それは、後々、調べておく事にして。
いずれにしても、この空中遊泳的お仕事は、危険を伴う仕事であることに変わりはない。

高圧線の保守点検作業02
空中での高圧線の保守点検作業。

高圧線の保守点検作業03
黙々と作業する?作業員。

高圧線の保守点検作業04
鉄塔で一休み?の忍者部隊。
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