雑談散歩

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プロブロガーのアクセス獲得「企画力」

プロブロガーの記事

イケダハヤト氏や立花岳氏などプロブロガーと呼ばれている人達のブログを読む機会があった。
読んでみて驚いたことは、記事を量産するパワーと技術。
それはプロなんだから当然といえば当然。
1日3〜5記事を毎日書き続けている方もいらっしゃるとか。
その内容は様々。

日々のニュースを独自の視点で解説したり。
PC周辺機器、ガジェットやライフハックの事など。
インターネット関連の記事だったり。
多彩で多才なのだ。
1日のPV(プレビュー)数が5万から6万という方もいらっしゃる。
それで月間160万PVだという。
プロブロガーだけに、すごい数字を打ち出している。
多くのアクセスを集めるのが、プロとしての技術なのだろう。
そうでなければ、プロブロガーとしての生活を支える収入は得られない。


イベントの企画とブログ

そんなことを知人のデザイン屋さんに話していたら、彼は面白い事を言った。
彼のクライアントにショッピングセンターのイベントを手がける企画屋さんがいて、彼はその企画のポスターやチラシを製作しているのだが。
その企画は何の工夫もなく、毎回似たようなものばかり。
彼に言わせると、ありきたりの三文芝居なのだそうだ。

三文芝居とは、お客が寄り付かないという意味らしい。
そのくせ、ポスターのデザインには、細かい指示を下す。
企画に対する基本方針が欠けているから、内容の変更はしょっちゅう。
行き当たりばったりの思いつきで指示を出しているとしか思えないという。
企画力ではなく「顧客力(自身が顧客であるという力)」で存在感を示しているようなクライアントなのだとか。
だから、企画屋さんが躍起になっている割には、イベントに人が集まらない。
プロブロガーと呼ばれている人達には、企画力があるからアクセス(お客)が 多く集まるのさ、というお話。

それにしても、企画会社の社員とプロブロガーとの比較が面白い。
なるほど、たしかな企画力に基づいた集客力か。
イベントにおいても、ブログにおいても、人を呼び込む力の有無は盛衰の鍵を握る。
そうさ、文章を書く力ではなくて、文章を企画する力なんだぜ、成功の方法は。
彼らの記事のひとつひとつが面白いイベントなのさ。
だから、彼らにイベントを企画させたら、ブログ同様、たくさんのアクセス(集客)があるんじゃないかな。
と彼は、思いつきの持論を展開するのに夢中だ。

アクセスを獲得するための企画力

知人のデザイン屋さんの話は、不思議に説得力がある。
プロブロガーがプロブロガーとして存在しているのは、彼らの記事を制作する企画力のせいなのだね。
もちろんユーザーは、役に立つ情報を求めて、インターネットにアクセスするのだが。
その情報をいろんな「ブログイベント」に企画したり、意外な観点で加工したりしたものにも興味を抱いているのだ。
シンガーソングライターとか自主制作上演劇団とか、そういう文化の流れに通じるものがあるのかもしれない。

企画とは、物事を成すための計画と、その内容のこと。
プロブロガーの企画力とは、多くのアクセスを獲得するための方法を考え出し、それを「言葉」で実現する力。
一通り読むのに値する内容の文章に、検索エンジンを意識したキーワードをはめ込む。
これはイベントのキャッチコピーに、人々の興味をひくキーワードをはめ込むのに似ている。
関連のある記事同士をリンクでつなげる。
これはひとつのテーマを持った各イベントに共通する「内容」を関連付けて、イベント全体をイメージアップする手法に似ている。
イベントのテーマとは、楽しみや気分転換・気晴らしの実現、遊び心の体現化などなど。
そんなイベント実現の企画力が、プロブロガーと呼ばれている人たちの記事のなかにも垣間見ることができる。
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