雑談散歩

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木肌の立体質感模様(テクスチャ)

ケヤキ。
 いろいろな樹木の木肌模様が面白かったので、写真に撮ってみた。

人間にとっては無作為に感じる自然の造形。

無作為と言っても、自然のなかでは偶然の産物ではないだろう。

それなりの理由が、こういう模様を形作っているに違いない。

公園を散歩中に、思いつきで撮ってみたので、相変わらず、できばえのよくない写真ばかり。

写真の仕上がりよりも、面白いと思う気持ちを育てていく事に意味があるという発展途上の試みなので、見苦しさはご勘弁くだされ。

テクスチャとは、素材表面の色や陰影の変化、立体的な強弱の変化を、ひとつの材質感覚として表し、それによって生じる視覚的な効果のことだと自分なりに考えている。

ここにあるのは、通りすがりのお試し写真だが、木肌の面白さに対する好奇心は尽きない。

木肌の模様から、樹木としての存在感を感じとることができる。

その造形は、様々な種類の樹木の生きる方法と密接につながっていることだろう。

どの樹皮にも、樹木自身と自然(光・風・気候全般)との関わりが感じられて面白い。

「木材の温もり」という言い方をよく聞くが、それは生命体としての体温を感じるからなのでは。

まして、地中深く根を這って、地上に立っている樹木の木肌には強い生命力を感じる。

その生命力にあやかろうと、デザインの素材として木肌のテクスチャが利用されるのだと思う。

木肌にこめられたメッセージは、樹木とお話できる妖精でなければ わからないのか?

それはさておき、インターネットで検索すれば、重宝な木肌のテクスチャや高画質なテクスチャがあふれている。

すぐれた木肌のテクスチャが発揮するデザインの効果は、自然の中での在り方を示してくれるものであるかも知れない。


コブシ。

クロマツ。

アオギリ。雨に濡れると緑の樹皮が際立つ。

ヒマラヤスギ。

アケボノスギ(メタセコイア)。

ソメイヨシノ。

ソメイヨシノ
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