雑談散歩

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地面に落下したソメイヨシノの果実

地面の上のサクラの実。
ソメイヨシノに、実は成らないと思っている方が多い。
でも、実が成ることがある。
近くの公園のソメイヨシノに、去年に続いて、今年も小さな実が成った。
線香花火の赤い玉のような果実。

地面に落ちている赤い実を、小鳥が啄んでいる姿を見たことは無い。
でも、毎朝ごとに、地面の実の数が減っている。
きっと、人のいない間に、食べているのだろう。
熟しても、苦みがあって酸っぱくて、 とても人の口には合わないと、どこかのブログで読んだことがある。
こんなものを小鳥は食べるんだろうか、と疑問がっていた。
それは、人間の勝手な思い込み。
人間と鳥では、好みだって違う、と思う。

ソメイヨシノの結実
ソメイヨシノが結実するには、近くに他種のサクラの存在が欠かせないらしい。
「自家不和合性」が強い品種であるとかの難しい理屈は置いといて。
花を咲かせて実らせるのが人生ではないか。
おっと、それも人間の勝手な思い込みだったね。

ほら、これがソメイヨシノの結実。
華やかな花が、控えめに実を結んだのだ。
この種が発芽しても、それはもうソメイヨシノではない。
ソメイヨシノの雑種。
へえ、ハイブリットかね。
まあ、そんなものかな。
でも、ここは、高度に管理された都市公園だからね、雑種は育たない。

長円球の赤い果実。

サクラの葉陰に果実。

ソメイヨシノの果実。

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