スタイリッシュ?な作業着、ニッカズボン

20年ぐらい前にテレマークスキーを始めたとき、私は、作業着店で売っているチェックのニッカズボンをスキーズボンとしてはいていた。
上着はマウンテンパーカー。
テレマークスキーの解説本の、スキーヤーのイラストがそんなクラシックなスタイルだったから、初心者の期間にそれをまねたのだった。

そのころと比べて今は、作業着店に置いてあるニッカズボンの種類や品数が、だいぶ少なくなった。
動きやすさを追求した新素材の作業着の開発が進み、現場作業員がニッカズボンを着用しなくなったのが、その原因。
その一方で、現在店頭に並んでいる数少ないニッカズボンは、やたらに膨らみの大きいものが主流となっているようだ。
私が出入りしている作業着店では、主流と言うよりも、これしか置いていない。
それが、ニッカズボンを愛用している一部の若者達の流行であるらしい。

ニッカズボンの膨らみについては、以前記事にしたことがある。
膨らみがあるおかげで、脚部に汗をかいた時でも、ズボンが足に張り付くことがなく、膝の動きを妨げないのが、あの膨らみの機能であると思っている。
であるから、必要以上にダボダボなニッカズボンは、着用がためらわれるという人もいることだろう。
動きやすさは魅力でも、膨らみ過ぎはカッコ悪いと思っている御仁も多いのでは。

ところで、私が山歩きを始めた頃は、ウールのニッカズボン(ニッカポッカ)を愛用していた。
六分パンツにロングソックススタイル。
短足でもスタイリッシュだと思っていたが、脚の長い西洋人には適わない。
その当時(昭和の終わり頃)は、ニッカポッカ愛用者をよく見かけたものだが。
重登山靴にニッカポッカは、登山スタイルの定番のようなイメージだった。
現在は、軽量で保温性に優れ、ストレッチ機能、吸汗機能や通気性に優れた登山用のスラックスが主流となっている。
登山用具店でも、ニッカポッカはあまり見かけなくなった。

でも、ニッカポッカに備わっていた機能性を重宝する向きもあり、現在では、短パンにレギンズという洒落た恰好も見かけるようになった。
「登山用具界」ではそんな感じでも、「作業着界」でのニッカズボンは、なかなか洒落た恰好には進展していかないように思われる。
膨らみが広がり過ぎて、袴のようになって、侍時代に逆行しているような感じだが、それは侍時代の「精神性」に対する若者の憧れのフォームなのか。

ニッカズボン、寅壱8020−406。
ネットでニッカズボンについて調べ回った結果、万全では無いが私の好みに浮上した唯一の品が上の写真。
メーカー価格は、5,274円(税込)より。
ただ、ネット販売では、各店にもよるが販売価格が安価なネットショップ(ワークショップイサミ)で3,240円(税込)で販売されている。
ウエスト82センチサイズで、股下76センチ。
ううむ、短足の私でもなんとか。
夏場の仕事着として一着ほしいところだ。

以下は、ネットショップの売り文句の抜粋。
トビとは思えぬ上品さ。
確かなプロダクトが息づく究極のカタチ。
トビの一角を担うニッカズボンの傑作。
サージならではの素材感を十分に活かしながらも、そのスタイルはあくまでスタイリッシュ。
定番なのにエレガントな仕上がり。

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