5枚の、ドウダンツツジの芽吹きの写真
葉を出しながら花を出しているドウダンツツジ。 |
若葉の下に、白い壷のような花を吊り下げる。
春の芽吹きと、可愛い花。
夏の若葉の緑。
秋の炎のような紅葉。
ドウダンツツジは、春夏秋と楽しめる木。
ドウダンツツジファンの楽しみは、写真のような、小枝の先の芽吹きから始まる。
鱗芽がほぐれて、だんだん葉の形になっていく。
と同時に、白い花がポコポコ顔を出す。
小枝は密に出て、株を形作る。
こんなにひしめき合って枝を出しているのに、どの枝もこんがらかることはない。
上手に空間を分け合って、それぞれの世界を楽しんでいる。
集団生活が得意で近所づきあいが上手い。
それぞれが似ているが、微妙に違う。
どこか群像劇を見ているような。
葉と花がどんどん飛び出すドウダンツツジを見ていると、そんなイメージが湧いてくる。
5枚のドウダンツツジの芽吹きの写真。
新芽の群像劇が、写真素材として面白そうだが、はたしてどんなデザインの背景になることやら。
木の名前は知らなくても、別にかまわない。
緑の芽の中に、黄あり赤ありで、とても美しい小風景だと感じれば、それで良い。
この芽の中に、夏から秋にかけての色の変化が隠れているようで、ドウダンツツジファンは、芽を見ているだけでワクワクしてしまう。
この芽がかわいい葉になる。 |
賑わいの新緑。 |
新芽から葉が開く。 |
こちらは、まだ固い鱗芽。 |