ヒメジョオンとハルジオンの見分け方(ヒメジョオン編)
ヒメジョオンの花びらは白いものが多い。花びらの幅はハルジオンに比べてやや広め。 |
こちらは、まだ咲き始め。
ヒメジョオンは、ハルジオン同様北アメリカ原産。
環境省のサイト、外来種について>要注意外来生物リスト>植物 一覧>詳細のページによると、1865年頃、観賞用として日本に導入されたという。
明治初年には雑草化し、日本全国に分布。
「要注意外来生物」としての評価は、「繁殖力が強く、亜高山帯等の自然性の高い環境にも侵入し、在来植物と競合のおそれがあるため、駆除が実施されている。除草剤耐性型がある等、農耕地でも難防除の雑草となっている。」(上記環境省サイトより引用)
ヒメジョオンは、ハルジオン同様北アメリカ原産。
環境省のサイト、外来種について>要注意外来生物リスト>植物 一覧>詳細のページによると、1865年頃、観賞用として日本に導入されたという。
明治初年には雑草化し、日本全国に分布。
「要注意外来生物」としての評価は、「繁殖力が強く、亜高山帯等の自然性の高い環境にも侵入し、在来植物と競合のおそれがあるため、駆除が実施されている。除草剤耐性型がある等、農耕地でも難防除の雑草となっている。」(上記環境省サイトより引用)
日本に入ってきた時期が早いせいか、ハルジオンよりも「要注意度」が高いようである。
そのため、春から秋まで同じ花が咲き続いているような印象を持つ。
両者は、夏にバトンタッチするようだ。
いつの間にか、背の低いハルジオンが姿を消して、背の高いヒメジョオンの群生が出現する。
その後、両者の見分け方については触れていない。
ヒメジョオンの葉の付き方。茎を抱いていない。 |
この記事ページ掲載の写真を参考にお読み下されば、わかりやすいかと思います。
- 花びら(花弁)はハルジオンに比べてやや広め。そのため、花びらの数はハルジオンより少ない。
- 花びらの色はほとんどの個体が白。ハルジオンには、花びらの先がピンク色のものもある。
- 葉は茎を抱かない。ハルジオンの葉は、茎を抱くように付いている。
- 根元の根生葉は若い頃だけ。茎が長くなると、根元の根出葉は消えて、茎から出る細長い葉だけになる。ハルジオンは、成長しても根出葉が残る。
- 茎にハルジオンのような空洞は無く、白いスポンジ状のものが詰まっている。
- 蕾は直立している場合が多い。ハルジオンの蕾はうなだれているものが多い。
- 花期は、初夏から秋頃まで。ハルジオンは、春から初夏まで。
ヒメジョオンの蕾部分。直立している。 |