海辺の荒地で絶滅危惧種の野草「オオアカバナ」が咲いていた

オオアカバナ
荒地に咲いているオオアカバナ。


あまり見かけない花なので、ネットの「何の草花掲示板」で質問したら、環境省のレッドリスト絶滅危惧Ⅱ類のオオアカバナということだった。

そんな貴重な植物が、石ころだらけの荒地に、よくぞ咲いてくれたもの。


オオアカバナ
花。めしべの柱頭(白い部分)が4裂しているのが特徴。花の直径は2センチ~2.5センチ。


新潟県立佐渡総合高等学校のサイトによると、オオアカバナは2015年6月現在、『青森、会津、能登、佐渡(越後には分布しない)の4カ所のみに隔離分布する希少種。』であるとのこと。

海辺を散歩中に、大きめの美しい花を見つけたので、写真に撮ったのだった。
花の様子から、野草というよりも園芸種が原っぱに紛れ込んだのだろうと思っていた。
調べてみたらびっくり、絶滅危惧種の植物であった。


オオアカバナ
草丈が80センチぐらいある。


オオアカバナは、アカバナ科アカバナ属の植物。
大きなもので草丈が1.5mにもなるという多年草。

よく似た野草にアカバナがある。
アカバナはオオアカバナよりも小型で、めしべの柱頭が根棒状になる。

写真の植物は、めしべの柱頭が4裂しているから明らかにオオアカバナである。

オオアカバナは川岸などの湿地で生育する植物であるらしい。
今年の青森は、雨不足ぎみ。
どこもかしこも乾いている。
まして、発見したオオアカバナの生育環境は、石ころだらけの荒地。
今後も、じっくりと見守りたい野草である。


オオアカバナ
オオアカバナの葉。

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