これは惜しい「稲垣河川公園」のヤナギ並木が枯れかかっている
すばらしいヤナギ並木なのだが、枯れ枝が目立っている。 |
去年も、ちょうど今頃訪れた「稲垣河川公園」。
河川公園の奥、岩木川沿いに立っているヤナギ並木が素晴らしくてブログに書いたのだった。
そのヤナギ並木、今年は「枝枯れ」がかなり進んでいる。
去年も見かけて、ちょっと気になったのだが、今年の進行具合に驚くばかり。
せっかくのヤナギ並木が殺伐とした風景になりかかっている。
枝の樹皮が剥がれている。 |
よく見ると、枝枯れだけではなく、胴枯れをおこしている木もある。
枝や幹の樹皮が剥がれ落ちて、痛々しい有様に。
雨不足で高温な今年の夏の気象条件が、ヤナギ並木の「病状」を悪化させているのか。
病害虫が増えて、このヤナギ並木をむしばんでいるのか。
今日も暑い日。
でも、ここは岩木川からの川風が吹いていて涼しい。
緑が少なくなって、貧弱な様相になってきたヤナギ並木だが、その木陰に入るととても涼しい。
ひょっとしたら、並木を構成している木の立ち位置が密過ぎて、こんな「病気」を発生させているのでは、という素人考えが湧いた。
その密な様子が、私的には景色として気に入っているのだが、成長したヤナギにとっては窮屈な環境なのかもしれない。
このヤナギ並木よりも200mほど南側に池があり、その周囲にもヤナギの大木が単独で立っている。
この池の周りの各ヤナギの木は健在だ。
枝を大きく広げて、快適な木陰を芝生の上に落としている。
池の側の木陰で涼む犬。 |
上の写真がその単独ヤナギの木陰。
並木部分の内側を剪定してスッキリさせた方が、風通しが良くなって、「病状回復」の助けになるのでは、という素人考え。