雑談散歩

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今年のドウダンツツジの紅葉は色が冴えない

今年、ドウダンツツジの紅葉が冴えない。
毎年、公園の生垣になっているドウダンツツジの真紅の紅葉を、散歩の楽しみにしていたのだ。
それが、今年の紅葉は黒っぽい赤。
鮮やかさに欠ける。

この夏に枯れかかったせいなのだろうか。
それはある程度復活したのだったが、完ぺきではなかったのだろう。
あの燃えるような紅葉を、今年は楽しめそうにない。
黒っぽい赤。
そういえば、ここのドウダンツツジは春先から様子が変だった。
  1. 花期に花付きが貧弱であった。
  2. 雨不足の夏は、一部の葉が枯れかかった。
  3. 秋の紅葉の色が冴えない。くすんだ感じ。
ここのドウダンツツジは、写真の通り生垣となっている。
歩道に枝がはみ出ないように、一年に一回ぐらいの剪定は行われていると思われる。
樹形が大幅に乱れていないので、まるっきり放任状態ではないようである。

剪定の時期は、花が散ってすぐが適期。
夏には花芽が出るので、花芽を切り落とすような剪定は、翌春の花付きを悪くする。
上記(1)の原因は、剪定の時期が適切でなかったせいかもしれない。

鮮やかさが無い。
私の観念的な解釈だが、植物は花を咲かせて果実を実らせるために生きていると思っている。
ドウダンツツジの別名は満天星。
満天の星のように無数の小さな花が咲く。
それが通常であるのに、今年の春はそうではなかった。
極端に花が少なかった。

花を咲かせるために生きているのに、花の咲き具合が良くないと、生きる力が弱くなるのでは。
だから、上記(2)のように、夏の乾燥にも弱かった。
そして秋の紅葉の色が冴えない結果に。

いつもは、鮮やかな紅葉の陰に小さな果実が、上向きに顔をのぞかせているのだが、今年はあまり見られない。
実りが少ないと紅葉の色もパッとしないのか、いつもの公園のドウダンツツジは今年は不調である。

葉がめくれて、のびやかさが無い。

これから鮮やかな赤に変わっていくのだろうか。

黒くくすんだ今年のドウダンツツジの紅葉。
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