雑談散歩

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雪が降るまで咲いているのかミヤコグサ

枯芝に混じって、緑鮮やかなミヤコグサ。


青森港新中央埠頭へ散歩に出かけたら、ミヤコグサがまだ咲いていた。
公園の小山の西斜面に群生している。
一面の枯芝に混じって、ミヤコグサの緑色だけが色鮮やか。
その緑色の葉のなかに、鮮やかな黄色の花がまだ花盛り。


ミヤコグサの花盛り。


 この間見かけたものの、もう枯れてしまったことだろうと思っていたのだが、まだまだ健在のご様子。
赤茶色に熟した果実(豆果)は、裂開しているものがほとんど。
この間みたいな緑色の豆果の鞘は、もう見当たらない。

それでも、写真のように花をいっぱい咲かせているから、若い果実が出来そうな勢いである。
ただ、受精させる虫がいなければ、結実しない。

もう訪れる昆虫もいないのに、一面に花を咲かせているミヤコグサである。
寒さに耐えて、懸命に雪を待ってでもいるような花の咲きぶり。
白い雪の世界に黄色い花を添えることが出来るだろうか。

枯れ色の芝にミヤコグサの緑と黄色。
その上に白い雪が降り積もったら、どんな風情になるやら。

春を偲んで冬に咲くミヤコグサの可憐な姿。
ほんとうに、雪が降るまで咲き続けるかもしれない。


熟した果実。


ミヤコグサの蝶型花。
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