雑談散歩

    山スキーやハイキング、読書や江戸俳諧、山野草や散歩、その他雑多なことなど。

一見何でもないブログ記事にアクセスが集中した

Bloggerの簡易アクセス解析の画面。


今日、何気なくその「統計」のページを覗いたら、あるページに大量のアクセスがあったことが表示されていた。

Bloggerの「統計」は、このブログのページビュー数とか、アクセスの際の検索キーワードとか、参照元URLを知る事が出来て、とても便利な機能なのだ。

今回、短時間のうちにアクセスが集中したのは「冬の雀は、なぜ太って見えるのか」という記事。
一般にブログで高いアクセス数を得るのは「ユーザーの皆さんのお役に立つ記事」となっている。

ところが、「冬の雀」の記事は特別にどうということもない。
冬景色の中で太った雀を見たことから、冬の雀はどうして太って見えるのかについて書いた記事。
その記事に、画像にあるように大量のアクセスが集中したのだ。
検索キーワードは「スズメ 冬 太る」とか「冬のスズメが丸いのは?」とかである。

そういえば、去年もこの時期にこういうことがあった
「ケヤキの紅葉のナゾ」というページに、短時間のうちにアクセスが集中したのだ。

今回も去年も共通しているのは「季節もののネタ」であること。
時としてユーザーの興味心は、季節季節の何気ない現象に向かうものであるらしい。
同じような興味心を、同じような時間帯に多くの方たちが抱く。
何と奇怪な息ピッタリ。
そのきっかけとなっているものは何なんだろう。

残念ながら、簡易アクセス解析であるBloggerの「統計」では、そこまではわからない。
このブログの管理人である私にも、それを知る分析力は備わっていない。

こういうアクセス数の推移に対する「研究力」のある方が「プロブロガー」と呼ばれている人達なのだろう。

でも、いくら私でも、こんな現象が2回も続けば、多少はヒントの発見につながったような気はするのだが・・・・。

日本には、季節の情感を短い言葉で巧みに描き出す「俳句」という文化がある。
日本人の四季に対する感覚が、それだけ鋭敏であるということなのだろう。
そういう日本人の季節感を育てるのに、先人である松尾芭蕉や与謝蕪村が、その一翼を担っていたのだ。

ブログのアクセス数について考えているうちに、芭蕉や蕪村に行き当たるとは。
ブログと「俳句的な表現」について、もっと考えてみるのも面白いかもしれない。
なんでもないブログ記事にアクセスが集中したということのまとめは、「俳句的な表現」とでもしておこう。
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