雑談散歩

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豪雪都市青森市の雪日記(9)・冬の晴れた日

陽が射し込んだ公園。

 今日の朝方は、晴れだった。後に晴れたり曇ったり。雨になったのは、午後の遅い時刻。本日の青森市の最高気温は、7.2℃。3月中旬並みの温かさだという。こういう冬の晴れた日のことを「小春日和」とおっしゃる方がいる。時期的に春が近いし、春のような温かさなので、つい「小春日和」と言ってしまうのだろう。だが「小春日和」は、晩秋から初冬にかけてみられる気候のこと。その時期、春を思わせるような穏やかに晴れた日を「小春日和」と呼ぶらしい。
 では、今日の朝のような空模様を何と言うのか。それは、「冬日和」と言うらしい。本当は、一日中晴れていないと「冬日和」とは言えないのだけれど、今朝の晴れ具合には「冬日和」という言い方が似合っているように思う。

おだやかな住宅街。

雪が融けて、露出したアスファルト。

 今日の青森市の積雪の深さは59センチ。この暖かさに、どんどん減っていく。公園の子ども達はどうしているのだろうと、犬の散歩のついでに寄り道したら、みんな顔を出していた。いつもの笑顔が陽に輝いている。こんな姿を見ていると、雪囲いは不要なのではと思えてくる。雪に埋まったり、雪から顔を出したり。そこが面白いのではないか。その愛らしさや面白さを眺めるのに、雪囲いが邪魔をしている。
 この程度の雪囲いなら、囲っても囲わなくても、雪に埋もれてしまう。どうせ雪に埋もれてしまうなら、野暮ったい雪囲いなど無い方が良いと思う。雪に埋もれてしまったブロンズ像の位置確認のためなら、竿にテープを結わえたものをたてておけば良いのではなかろうか。
 雪の中から、頭を出したりお尻を出したり。その方が、見る者に愛らしさが伝わる。いづれにしても、冬の晴れた日によく似合うブロンズの子ども達だ。

雪の中に子ども像。

笑顔の子どもブロンズ像。

雪から頭を出した子どもの像。

青空と雪と、裸の子ども像。

晴れた冬の日に、おだやかな表情の愛犬。
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