雪の中の可愛い笑顔
すっかり雪の中に埋没した銅像の子ども達。 |
どこもかしこも雪だらけの、青森の冬となった。
愛犬の散歩のついでに、以前訪れた「遊歩道緑地」の子どもブロンズ像を覗いてみた。
板で雪囲いされているものの、銅像は写真のように頭だけ出ている状態。
可愛い笑顔は相変わらず。
まるで、降り積もった雪を楽しんでいるようだ。
頭だけが出ている。 |
都市公園に銅像は珍しくはないが、雪の中にすっぽり埋まってしまう像は珍しいのでは。
たいていの銅像は高い台座の上に乗っているので雪に埋没することはない。
だが、ここの子どもの像は低い台座にちょこんとおさまっている。
地面のちょっと上で遊んでいるような裸の子どもの像からは、愛らしさが伝わってくる。
それが、高く掲げられない理由。
愛らしいものは雪の中に埋もれてしまう。
もう公園自体が雪に埋もれてしまって、深雪のため遊歩道を歩けない状態になっている。
訪れる人もいない子どものブロンズ像の広場。
とても小さな像だから、雪に埋もれて人々の記憶から消える。
しかし、雪に埋まって人々から忘れ去られても、可愛い笑顔は絶えない。
こちらも頭だけ。 |
雪の中で笑っている。 |