CorelDRAWの「魚眼効果」を使って、簡略なスイカのイラストを描いてみた
まんまるスイカ。 |
お盆が終わって夏も終わり、青森地方で出回っていたスイカもそろそろ姿が消える頃。
そんな時期だが、夏を象徴する食べ物としてスイカのイラストを描いてみた。
スイカを表現するために、主に使ったツールは「レンズ」の「魚眼」と、「ラフツール」。
「CorelDRAW X8」を使って、形が真ん丸のスイカのイラストを、例によって手間をかけずに簡略に仕上げた。
そんな時期だが、夏を象徴する食べ物としてスイカのイラストを描いてみた。
スイカを表現するために、主に使ったツールは「レンズ」の「魚眼」と、「ラフツール」。
「CorelDRAW X8」を使って、形が真ん丸のスイカのイラストを、例によって手間をかけずに簡略に仕上げた。
スイカの黒い縞を作る
縦長の黒い長方形。 |
ツールボックスの「長方形ツール」を使って、上図のように縦長の黒い長方形を描く。
「整形ツール」のプルダウンボタンをクリックすると、一番下に「ラフツール」が表示される。
「ラフツール」をクリックして選択する。
「ラフ」効果
ギザギザなラフ効果。 |
「ラフツール」を長方形の輪郭に沿ってドラッグすると上図のようになる。
ドラッグは、長方形の左右を縦に行う。
スイカの黒縞の複雑な模様を描くための作業である。
「塗り付けツール」でちょっと変形。 |
上図のように「塗り付けツール」で黒縞に変化をつける。
「塗り付けツール」は、「ラフツール」同様「整形ツール」のプルダウンボタンをクリックして選択する。
合体。 |
出来上がった一本の黒縞を[Ctrl]+[D]を押して複製する。
その複製したオブジェクトを、プロパティーバーの「水平方向にミラー化」ボタンと「垂直方向にミラー化」ボタンをクリックして反転させる。
ふたつのオブジェクトを寄せて、上図のように合体させる。
複製して配列。 |
合体した黒縞を適当に複製し、上図のように配列する。
不規則に配列したのはスイカの黒縞模様に自然な変化を持たせるためである。
この黒縞の一群を選択して合体しておく。
「魚眼」効果
「魚眼」効果。 |
ツールボックスの「楕円形ツール」クリックし、ドラッグしながら適度な大きさの正円を描く。
キーボードの[Ctrl]を押しながら「楕円形ツール」をドラッグすると正円を描くことが出来る。
正円を選択状態のまま黒縞の列の上に置く。
「レンズ」ドッキングウィンドウの「魚眼」を上図のように設定し、「適用」ボタンをクリック。
ここでは比率を165%にしてある。
グループ解除。 |
「レンズ」の「魚眼」効果で作ったスイカの原型オブジェクトは、自動的にグループ化されているので、上図のように解除する。
「楕円形グラデーション塗りつぶし」で立体感を演出
緑色のグラデーション。 |
スイカの白地の部分を選択ツールで選択し、上図のように「オブジェクトのプロパティ」ドッキングウィンドウで「楕円形グラデーション塗りつぶし」をかける。
「楕円形グラデーション塗りつぶし」をかけたオブジェクトを選択状態のまま、ツールボックスの「インタラクティブ塗りつぶしツール」をクリックすると、オブジェクトに「インタラクティブ ベクトル ハンドル」が上図のように表示される。
このハンドルを操作して、グラデーションの位置や方向を指定する。
黒縞のグラデーション。 |
緑色同様に黒縞にも「楕円形グラデーション塗りつぶし」をかけて、スイカの球体としての立体感を演出する。
最後に下図のようにワンポイントのハイライトを加えて、スイカの皮の光沢感を演出する。
ハイライトは、正円を描き、正円に「楕円形グラデーション塗りつぶし」をかけ、中心をを白にし、円周を透明度100%に設定して作る。
さらにこのハイライトに「透明度」の「標準透明」を20%ぐらいに指定して、自然な光沢感に仕上げる。
簡略なスイカのイラスト完成
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