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大岳南斜面全層雪崩のデブリ。 |
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仙人岱から雪崩跡を眺める。 |
好天に恵まれて、北八甲田大岳(標高1,585m)へスキーハイキング。
クルマは酸ヶ湯公共駐車場に駐車。
天気が良かったので、久々の北八甲田メイン通りをのんびりと散歩できた。
大岳南斜面では、2~3日前に全層雪崩が発生したようだ。
雪崩跡は、まだ生々しい。
南斜面は今まで何度か登り(ツボ足登高)で使ったことのある急斜面だが、全層雪崩跡を見るのは初めて。
ニュースに出なかったので、けが人とかはいなかったのだろう。
「穏やかな風景」と「非穏やかな風景」が混在しているヤマ風景だった。
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酸ヶ湯公共駐車場を出て、自動車道路脇の雪の壁を登り、大岳への登山口を眺める。雪山のスタート地点は、夏山の登山口でもある。ここでクライミングシールを装着したスキーを履き、シール登高開始。
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地獄湯ノ沢へ到着。ここから沢の中を仙人岱まで登る。 |
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地獄湯ノ沢の源頭を出てから左折。仙人岱から北方向の丘の上に登って、硫黄岳(1,360m)方面を眺める。
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丘から、大岳を眺める。ここから登山道の左側雪面をスキーでシール登高。 |
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雪面が途切れたので、スキーをリュックに差して無雪期の登山道を登った。 |
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標高1,527mの鏡池は、雪に覆われている。 |
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登山道から離れて、噴火口の壁の縁をシール登高。 |
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やっと大岳山頂到着。3時間近くかかった。歳だね。 |
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西方向に津軽の名峰である岩木山(1,625m)が美しい。 |
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南西方向に目を向ければ、南八甲田の最高峰である櫛ヶ峰(1,517m)がオイデオイデしている。 |
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東方向には、左から雛岳(1,240m)、高田大岳(1,559m)、小岳(1,478m)が鎮座してござる。 |
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火口の壁をちょっと滑って、南側の縁に出る。 |
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滑り出しから仙人岱方向を眺める。素晴らしい急斜面。斜面右側が全層雪崩のデブリ。 |
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あっという間に仙人岱へ。ほどよいザラメ雪で、滑りは好調だった。振り返って大岳南斜面の全層雪崩跡を眺める。 |
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仙人岱から硫黄岳方向に滑る。 |
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仙人岱と硫黄岳の鞍部から地獄湯ノ沢目指して下る。吹き溜まりの凸凹に注意しながらトラバースぎみに滑る。快適な緩斜面。 |
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前方に地獄湯ノ沢の対岸の丘が見えれば、沢はすぐそこ。 |
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地獄湯ノ沢を越えて、緩斜面を飛ばせば、あっという間にゴールである。 |