2015/09/25

新中央埠頭の海岸緑地にメタセコイアを植えたのは正解か失敗か

海岸にメタセコイア
去年の秋遅く、青森市内にある新中央埠頭を散歩したとき、その緑地に細い樹木が植栽されているのを見かけた。
それまでは、一本の木も植えられていなかったので、ちょっと驚いた。
いきなりこんな背の高い木を植えるなんて。

まあ別に、私が驚くことでもないのだが。
公園の緑地に植栽はつきものなのだから。

幹を包帯のようなものでぐるぐる巻きにされたひょろ長い木で、なんの木かは見当がつかなかった。

植えられたばかりで根がしっかり張っていないからなのだろう、一番背の高い木は3本の支線でささえられていた。

黄葉か枯れているのか。
今年の春に、羽状に対生した細長い葉を枝先から出していたので、この木がメタセコイアであることがわかった。
メタセコイアであるとわかって、またちょっと驚いた。
まあ別に、私が驚くことでもないのだが・・・・・・。

潮風の強いこんな場所で、メタセコイアは生きていけるのだろうかと思ったのだ。

海岸と言えばクロマツだね。
でも、それはありきたり。
どこにでもあるやつはダメだね。
意外性があって、ベイエリアにふさわしいオシャレな木はないものか・・・・。
というような発想でメタセコイア(和名:アケボノスギ)が選ばれたのだろう。

私なら、大きく枝を広げたケヤキの大木の方がカッコいいと思うのだが。
ここのように海岸すれすれではないが、能登半島のケヤキトンネルなど海岸沿いの林でケヤキが育っている例はある。

でも陸奥湾に突き出た新中央埠頭では、風当たりが強すぎてカッコいい樹形のケヤキにはならないかも。

葉も枝も枯れている様子。
平和公園とか勝田公園とか、青森市内の都市公園ではよく見かけるメタセコイア。
幹が太く、背が高く伸びる立派な木である。
秋になると赤茶色に紅葉して落葉する。

今頃のメタセコイアの葉は、公園の中で、まだ緑色を保っている。
それなのに、新中央埠頭緑地のメタセコイアは、葉が茶褐色に変色して落葉が始まっている。

はたして、早くも紅葉しているのか、それとも樹木が枯れかかっているのか。
もう出ているはずの冬芽を見れば、来年も芽吹くことがわかるのだが、写真の通り、下の枝が枯れていて冬芽どころではない様子。

年々成長を続けて、立派なメタセコイアの大木に育てば、カッコいい湾岸風景になるのだろうが。
この調子では、先が危ぶまれる。
海岸にメタセコイアを植えたのは、正解か失敗か。
もうちょっとすれば答えが出ることだろう。

メタセコイアにしてはみすぼらしい姿だ。

幹の下の枝は枯れているのか葉がついていない。

秋の空の下、寂しさを誘う海岸のメタセコイア。

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