雑談散歩

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ドウダンツツジの紅葉がそれなりに最高潮

ドウダンツツジの生垣
冴えない色だったドウダンツツジの紅葉が鮮やかさを増していた。

犬の散歩の途中、例のドウダンツツジの生垣を見物に行ったら、この前よりも鮮やかに色づいている。
ドウダンツツジ本来の炎のような赤色を取り戻したようだ。
今年は不調さがめだったドウダンツツジだったが、晩秋に命を吹き返した感がある。
来春の再生に向けて、活動を続ける植物の姿は美しい。
もう、葉が散りかけているので、紅葉の最高潮は、ここ2~3日ではなかろうか。

雨滴を乗せた赤が鮮やか。
それでも「夏枯れ」の後遺症は歴然。
夏枯れしなかった部分に比べると、夏枯れした後に出た葉の紅葉は鮮やかさに欠けている。
今年の夏の雨不足は、ドウダンツツジにとって過ごしにくいものだったようだ。

仮に雨が足りていても、猛暑もドウダンツツジにとってはダメージであるという。
特に若木よりも老木が、雨不足や猛暑に弱いと聞いている。

樹齢の増したドウダンツツジは生育環境が悪化すると次々と枯れ死んでいくという。
この生垣自体に寿命が訪れているのか。

街の一角の景観を担っているドウダンツツジの生垣だけに、来春の花や葉の勢いが気になるところである。

紅葉にならずに枯れてしまった葉も多かった。

夏枯れ部分の紅葉(左側)と、枯れなかった葉(右側の鮮やかな部分)の色の差が歴然。
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