歩くと痛かったかかとのひび割れが馬油で改善した
左足のかかとの外側にひび割れ(12月28日)。 |
<去年の12月28日>
3日ぐらい前から、歩くと左足のかかとに痛みを感じるようになったので調べてみた。
すると、上の写真のように、かかとの角質が割れて、傷口の奥の方が赤くなっている。
かかとの角質と一緒に真皮も割れて、毛細血管がうっすらと赤みを帯びているのだ。
このまま進むと出血して、痛みも強くなることだろう。
このひび割れは、かかとの乾燥が原因だと思われる。
改善には保湿が必要。
拡大写真。角質のひび割れは表皮から真皮に達しているらしく、うっすらと赤みを帯びている。 |
そこで、馬油(ばゆ・ばーゆ)の保湿力を試してみることにした。
私が持っている馬油の注意書には、「傷や湿疹のある場所に使用しないでください」と書いてある。
幸いひび割れはまだ浅く、出血していない。
適量を手のひらに取り、足裏全体にうすく伸ばすように塗る。
その上に、普通の化繊の靴下をはいた。
これを一日一回。
塗り始めて3日目には、痛みが消えた。
足にある程度力をいれて踏んでもかかとが痛まないようになった。
重症化していなかったから、効果が早かったのだろう。
一般の保湿クリームでも良かったのかもしれないが、ベトベト感が長くまで続く。
馬油は浸透が良いので、ちょっと経ったらサラサラになる。
そこが馬油の気に入っているところだ。
<今日・1月8日>
馬油を足の裏に塗り続けて、今日(1月8日)で12日目。
下の写真のように、足裏の角質のひび割れは残っているが、不快な痛みは全く感じない。
ひび割れの奥の真皮が閉じたものと思われる。
ところで、かかとのひび割れの原因は乾燥ばかりではない。
足裏にかかる体重の刺激も原因のひとつ。
刺激で角質が厚くなり、厚くなり過ぎた角質が刺激で割れる。
私のかかとは、山歩きやスキーで多くの刺激を受けている。
皮膚が乾燥しやすい冬期にひび割れしても不思議ではない。
いま一つのかかとのひび割れの原因は水虫によるもの。
いちばんやっかいな原因である。
これだと馬油では治らない。
皮膚科へ通っての治療が必要であるとか。
とりあえず、私のかかとのひび割れは馬油で改善した。
この冬も快適にスキーが楽しめることだろう。
このかかとが、夏場に皮がむけてくるようなことがあれば、水虫を疑わなければならないという。
本日(1月8日)の状態。 |
角質のひび割れはまだ残っているが、奥の真皮は閉じた模様。 |