2016/02/03

豪雪都市青森市の雪日記(1)・積雪や雪庇、雪かきのことなど

平屋根の上に発育した雪庇(せっぴ)。

 青森市は昨夜も10センチぐらいの降雪があった。本日15時現在の積雪の深さは、103センチ。2015年11月1日から2016年2月2日までの、青森市の累積降雪量は、389センチ。平年比の91%である。平年値は426センチと出ている。数値はすべて、気象庁発表のデータ。
 この冬の青森市の累積積雪量が少ないのは、去年の12月に、ほとんど降雪が無かったから。12月26日から本格的に雪が降り続いて、ようやく根雪となったしだい。あんまり雪が降らないので、この冬は少雪かなと思ったが、年が明けてから降った。かなり降ったので、1月の積雪の深さは、平年よりも多いものとなった。

家の前に高く積まれた雪の山。

 ほとんどの平屋根の家は、一番上の写真のように東側に雪庇(せっぴ)が張り出している。これは、冬期に北西の強風に見舞われる日が多いため。この雪庇を落とそうとして、老人が落ちてきた雪の下敷きになるという事故が発生している。山岳においても、南北に長い尾根の稜線の東側には同様の雪庇が張り出す。これが雪崩の原因になったりする。また、雪山登山の尾根歩きで、雪庇を踏み抜く事故も起きている。雪庇は、里でも山でも、やっかいな存在である。

また道幅が狭くなってきた。

 青森市の各町内には、雪かきに熱心な方たちが多い。自分の家の周囲を、徹底的に雪かきして、整然とした佇まいを保っている。ある人は、整理整頓が好みであるから。ある人は、健康維持の運動のため。ある人は、単に体を動かすことが好きであるから。ある人は、見栄っ張りのカッコつけであるから。
 そういう人達は、好んで家の周りの雪かきをする。嫌いでは成しえない運動量である。青森市は、人工30万人クラスの都市では世界一の豪雪地域。環境に育まれた感性によるものか、スコップでくっきりと切り込んだ造形的な雪かきの痕跡を多く見かける。一言で言うなら、マニアック。私はズボラだから、そんなマネはできない。どうせ春には消えるものじゃないか・・・・。

家の中でじっと外を見ている愛犬。

 雪に埋もれた街が、今日も静かに暮れていく。家々の台所からは夕餉の匂い。安息の時間が訪れる。雪は今夜は降らない。遠くで除雪ドーザが地響きをたてている。道路の固い雪を掘り起こして、それを道路脇に堤のように盛り上げているのだ。明日の朝は大変だ。降ったばかりのフワフワ雪なら、まだ軽いが、岩のかけらのような重く固い雪を片付けなくてはいけない。明日の朝は、早起きして、固い雪塊(せっかい)に大わらわ。青森市の2月、早朝の風物詩。

雪道散歩が大好きな犬。

雪かきされた歩道と車道の間の雪の堤。

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