2016/04/16

5枚の桜の蕾の写真

桜の蕾。
桜の蕾が膨らんでいる。
開花に向けての準備が、急速に進められているようだ。
濃いめのピンクの蕾と、黒っぽい幹がよく似合う。
黒っぽいザラザラとした肌から、やわらかい花芽が膨らむ。


冬の間、黒い裸木として、存在感を誇ってきた桜の木。
それが、蕾が膨らみかけると、徐々に後ろに引っ込みはじめる。
引っ込んで、黒い幹は花の背景となる。
花を支える黒い幹は、花を演出する舞台であり、花を守る黒い騎士のようでもある。
飛び出すような勢いの蕾。
カメラを近づけて、マクロっぽい撮影をしてみると、蕾に白い毛が生えている。
これは、蕾の保温に役立っているのかもしれない。
桜よりも一足先に咲くモクレンやコブシの蕾は、ビッシリと毛でおおわれている。
春先の、まだ寒い時期に咲く花は、蕾になんらかの寒さ対策を施している。
残雪のなかで咲くサンシュユの花芽は、硬質の殻(総苞片)で守られているし。

そういえば人間の赤ちゃんだって生まれたては産毛(胎毛)が多い。
これは、まだ弱い皮膚を外界の刺激から守るのに役立っているとか。

桜が花を咲かせることは、寒さとの闘いでもあるのだろう。
低温や冷たい雨や春先の雪と闘いながら、少しずつ花を開いていく。
桜の蕾は、そんな物語を内に秘めて開花しようとしている。

白い毛が生えている。

蕾のうちがピンクが濃い。

蕾が寄り添って開花の準備。

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