2016/05/05

残雪とヤブ漕ぎハイキング、迷走の北八甲田「黒森」

黒森への導入部。

本日は北八甲田「黒森(標高1022.7メートル)へ残雪ハイキング。
天候は曇り時々小雨。
帰りに、傾斜の緩いところを選んで下りていたら、かなりの大回りになってしまった。
少々のヤブ漕ぎもありの残雪ハイキングとなった。

駐車地点の標高は735メートルぐらい。
去年の黒森ハイキングは、残雪が山頂までつながっていたが、今年は少雪のため雪消えが早い。
残雪も途切れがち。
山麓のブナの林床で残雪の無いところは、ヤブになっていないところもあり、そこを楽に歩くことができた。
が、尾根歩きは、ネマガリタケのヤブ漕ぎとなる箇所もあった。

本日の行程図(赤色点線:登り、青色線:下り。行程線はブログ管理人の書き込み)。出典:国土地理院ホームページ。

去年は山頂めがけて、直下の急斜面を直登したのだが、今回は、急斜面の直登は避けた。
同行者が、去年は登れたのに、今日は怖いと言い出したので、東尾根への緩い斜面へ回り込んだ。
緩いと言っても、東尾根山腹の斜面もそれなりに急である。
同行者が年齢とともに非力になってきたので、滑落に注意しながらゆっくりと登った。

黒森ハイキングは、東側に回り込んで、東尾根に取りつくにしてもある程度の急斜面登高は避けられない。
残雪時に初心者が安全に登るためには、軽アイゼンは必携。
黒森に無雪期の登山道は無い。

残雪地帯。

黒森の東尾根目指して急斜面を登る同行者。

急斜面が上方に続く。

黒森東尾根から山頂方向を眺める。

小雨が落ちてきたのでタープを張って休憩・ランチタイム。
東尾根の背に着いたら、小雨。
タープを張って、ランチタイム。
のち、山頂へ。
山頂は積雪が少なくて、北八甲田は藪の陰で見えない。
曇天の南八甲田を眺めてから下山。

黒森山頂。奥に見えるのは南八甲田の峰々。

尾根伝いのヤブ漕ぎ。
東尾根伝いの下山は、ネマガリタケのヤブ漕ぎになるところもあった。
尾根方向の傾斜は緩いので、安全に下ることができたが、下りすぎてしまった。
のんきに歩いて高度計を確認するのを忘れていた。
気がついたら高度630メートルぐらいの沢のなか。
駐車地点(スタート地点)よりも、100メートルちょっと低い位置に迷い込んでしまった。

尾根上に残雪もあり。
予定外の行動をとるときは、コンパスと高度計と地形図をしっかりと確認しながら歩かなければならない。
さいわい、迷い込んだ沢は特徴的な地形。
地形図と高度計で沢の位置を確認し、そこからコンパスを合わせて、自動車道路に出ることにした。
沢左岸の尾根へ登り返して、やっと自動車道路へ。
自動車道路を10分ほど歩いて駐車地点に着いた頃には、雨が本降りになっていた。

あぶない、あぶない。
自動車道路から近い山だからといって油断してはならない。
残雪とヤブ漕ぎハイキングで迷走した北八甲田「黒森」だった。

下の方は林床がヤブになっていないところが多い。

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