2016/05/21

平和公園の噴水と「シェー」の銅像

愛犬の散歩で平和公園に寄ったら、噴水が始動していた。
噴水のプールを満たしている新しい水が、陽光にキラキラと輝いている。
それがきれいで気持ちいい。
噴水のまわりのベンチには、半袖姿の来園者が腰かけていて、初夏の雰囲気が漂っている。

夏も間近。
「天宇受賣命(アメノウズメノミコト)之像」が建っている花壇のチューリップは、もう花を落として、緑の葉と茎だけになっている。

日本最古の踊子にして、芸能の女神。
天宇受賣命の引立て役は、チューリップから噴水に変わった。
チューリップと噴水と芸能の女神の組み合わせも、なかなか良いのだが、今年は見ることができなかった。
噴水の向こうに「シェー」の銅像。
残雪が消えて、チューリップが花開く。
その花が消えて、噴水の水煙があがる。
盛夏、樹木の緑が濃くなって。
秋が来て、紅葉。
木枯らしが吹いて落葉。
厳冬期の白い世界。
そんな公園の四季の変化を、シェーしながら見下ろしている天宇受賣命。

プールのきれいな水が陽光に反射して涼しげ。
この公園に「芸能の女神」の銅像があるが、ここにお参りにくる芸能人はいらっしゃるのだろうか。
などという、変な疑問が湧いてくる。
これも、噴水のせいか。

ここは神社ではないから、お参りに来る者などいるはずもない。
芸能でご利益があるとされているのが弁財天。
青森県内で弁財天をまつっている有名な神社は、八戸市にある蕪嶋神社である。
その蕪嶋神社は去年の11月5日未明の出火で全焼してしまった。

それはさておき。
弁財天といえば、七福神で紅一点の弁天様のこと。
弁天様とは「市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)」という方と同一視されがちだとか。
ところで弁天様は、神道にも日本仏教にも登場する「神様」。
そして、市杵島姫命には、芸能的なエピソードが見当たらない。
なにやら謎の多い存在である。

対して、「天宇受賣命(アメノウズメノミコト)」は明快。
日本最古の踊り子なのだから、芸能の女神としてふさわしいのだという光を放っている。
まるで、今日の噴水のプールのようである。

平和公園の噴水と「シェー」の銅像。
「天宇受賣命(アメノウズメノミコト)之像」への参拝道に、噴水が水をまいている。

噴水と「芸能の女神」の銅像。

平和公園は、初夏の様相。

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