公園へ人力排雪(雪捨て)するための雪かき用スロープ
昨晩からの降雪は40センチぐらい。 |
周囲の雪の状況を見ると、夕べから今朝にかけて35〜40センチぐらいの降雪があったと思われる。
テレビニュースで、この冬一番の寒気が列島上空に流れ込んだ影響で、青森県内は本日、冷え込みが強まり、津軽や上北の一部で大雪となった、と報じられている。
冷え込みが強まっていることは、体で実感している。
が、青森市内は、そんなに大雪にはなっていない。
たかだか35〜40センチだ。
私の感覚では、一晩に50センチ以上の降雪があると 、大雪だなぁ、ということになる。
今日の具合では、「中雪」程度。
「中雪」程度でも雪かきは必要。
「雪かき」とは人力で行う除雪作業のことで、この地方では「雪かき」の他、「雪寄せ」とか「雪投げ」とか「雪捨て」とか言っている。
その道具としては、スノーダンプが主体である。
家の前には、積もった雪を寄せておくスペースが無いので、近くの都市公園へスノーダンプで雪を運搬する作業になる。
自動車道路への「雪出し」は交通安全の妨げになるので禁止。
近くの公園は、市民による人力の雪捨て場として許可されている。
青森市の「雪に関する市民相談窓口」に問い合わせたら 、公園遊具の付近以外は雪を捨てても良いとのこと。
まだ薄暗い朝の6時半から雪かき作業を開始。
この公園は、出入り口以外、高さ80センチぐらいの鉄柵で囲まれているから、それを乗り越えて雪捨てをしなければならない。
そのために、運び込んだ雪塊を徐々に積み上げて、踏み固め、雪搬入用の雪のスロープを鉄柵に沿って構築。
交通の妨げとならないように、必要最小限の「登り幅」 にした。
下の写真のように、スロープの距離を長くすることで、傾斜を緩めた。
この雪かき用のスロープは、近所の高齢者も雪を積んだスノーダンプを押して利用するので、楽に上り下りできるようでないといけない。
雪のスロープが完成したら、家の前の駐車場に積もった雪をせっせと運び入れる。
夜間、市の管理する除雪ドーザーが道路脇に置いて行った雪塊もせっせと運び入れる。
途中、犬の散歩と朝食をはさんで、雪かき(人力排雪)が終了したのは正午であった。
降雪35〜40センチで、半日仕事。
でも、私的には大雪ではない。
公園という雪を運び込む場所が、近くにあるので幸いだ。
どこにも雪の置き場の無い家庭では、降雪10センチぐらいでも大雪と嘆くことだろう。
今後は、公園へ人力排雪(雪捨て)するための雪かき用スロープの先へ先へとたくさんの雪が運び込まれることになる。
その作業を筋力トレーニングだと割り切ることが出来るほど、まだ体力が衰えていないので健康に感謝しなければならない。
雪かきは、障害者や高齢者にとっては、苦役以外のなにものでもないだろう。
雪かき用(雪投げ用)のスロープ。 |
人力での排雪であるから、傾斜の緩いスロープ。 |