同業者としての、仕事の観察力

先日、飲食店を経営している友人と一緒にランチしました。
ランチの店は、今時繁盛しているという評判の店です。

案の定、入口で順番待ちしているお客様が数人いらっしゃいました。
それはテーブル席待ちのお客様で、カウンターは空いていたので、私たちはすぐに座れました。
 
2人で650円のランチを注文。
食後のコーヒーは機械からのセルフサービスです。

店内には、比較的若い女性客が多くいらっしゃいます。
まだ新しい建物で、店内も清潔なので、若い女性好みなのでしょう。
それにヘルシーな印象がある刺身定食が、750円で割と低価格なのも、女性好みかも知れません。

友人は、ランチを食べながら、「これは冷凍ね」とか「この程度の味付けか、たいした事無いね」とか、「これじゃ値打ちなランチとは言えないね」とか、早速同業者のあら探し。

私たちが食事している間も、次々とお客様が出入りして、噂通りの大繁盛ぶりです。

私は、飲食店関係は素人なので、ただもくもくとランチを食べるだけ。

友人は相変わらず、同業者として目についたこの店のマイナス点をぶつぶつと小声で列挙しておりました。

でも、そのぐらいのマイナス点なら、素人の私でも言えることなのです。
短所は目につきやすいので、大方の人は、気が付くことなのです。

同業者として見るべき点は、どうしてこんなに繁盛できるのかということでしょう。
いわば、この店の長所です。
そこを見抜かなくては、その道のプロの商売人と言えないでしょう。
 
店が繁盛して、売上が多いのは、商売人にとって非常に良いことです。
その高売上の理由や方法を探るためのランチ探訪なのです。

えてして同業者というものは、嫉妬に目が眩んでいて、繁盛の理由に目が行き届かないものなのでしょう。

長い期間、多くのお客様が来て下さるということは、それなりの理由があってのことです。

同業者として、その店の長所が解るという人が、商売を発展させる経営者なのだと思います。

繁盛店の発想を、自分流に工夫して受け継ぐことができるからです。
同業者の商売を学ぶという姿勢があれば、それは可能でしょう。

自信過剰で、おごった気分では、あら探ししか出来ないことでしょう。
 

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