ミズ(ウワバミソウ)について

ミズの季節もそろそろ終わりかけている。
 
深い谷の沢際のミズはまだ収穫可能のようだが、杉林の斜面に生えているものはムカゴを散らして枯れているものもあるとか。

熱心なミズのファンが、そうおっしゃっていた。

今年は、ミズを良く食べた。
 
ミズ採りにもよく出かけた。

ミズを求めて、山の様々な風景とも出会った。
 
山菜採りは自然との出会いの連続。
 
豊かな自然があるからこそ、豊富な山菜に出会えるのだ。

ところで、今年はたくさん接したミズ(ウワバミソウ)のことについて、私がちょっと知っていることを書こうと思う。

イラクサ科の多年草で、標準名(本名)はウワバミソウ。

山菜名は、この地方では、ミズと呼ばれている。

山菜採りの間では、ミズの本名がウワバミソウであることはあまり知られていない。
 
語感からしてミズの方が、ウワバミソウよりも美味しそうだ。
 
これは私見だが、ウワバミソウは、この植物が生育している状態を眺めて付けられた名前のような気がする。

ミズと言う呼び方は、この植物を採集して食べる人達が、その食感の瑞々しさからそう名付けたのではないか。
 
ウワバミソウという名は植物観察者が付け、ミズという名前は生活者が付けた、とでも言えそうだ。

ミズの葉はゆがんだ長楕円形で、葉の柄が無く、茎から直接出ている。
 
この葉の付き方が、ミズの薄皮を剥くときに都合が良いのだ。
 
葉を茎の根元の方へ指で引っ張ると、薄皮が繋がって剥がれる。
 
葉には柄がありませんが、7月〜8月頃咲く淡緑白色の小さな花には短い柄が付いている。
 
この花の柄は、雄花だけで雌花には柄がないのだという。
 
ウワバミソウは雌雄異株とのこと。
 
なんとなく面白い植物である。
  
秋になると茎の上の葉の根元が膨らんで、黒っぽい色のムカゴ(コブ)になる。
 
このムカゴも茹でて醤油をかけて食べると適度な粘りがあって美味しい。
 
若い葉っぱは、天ぷらにして食べると良いと何かの記事で読んだ。

それで試してみたが、あっさりし過ぎていて、ちょっと風味に欠けて物足りない感じ。

尚、ウワバミソウの根や茎を叩いて潰した時に出る汁を、切り傷や虫さされなどに塗る民間治療もあるという。

以上、ミズ(ウワバミソウ)について、私が知っている事や感じた事を書いた。
 
ウワバミソウの植物形態についてご興味を持たれた方は、植物図鑑や信頼出来るサイトでお調べ下さい。

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