オニナラタケ

ナラタケの種類は、近年日本では9種類ぐらいと言われています。
私はその9種類全部を知っている訳ではありませんが、オニナラタケは稀に採るキノコです。
オニナラタケと言う恐ろしい名前の割には美味しいキノコです。
味が濃くて、ダシもよく出て、食べるのが楽しみなキノコです。
私が茸採りに出かける山域ではなかなか手に入りません。
オニナラタケは針葉樹の枯れ木に付くキノコのようです。
私の入る山ではアオモリトドマツ(オオシラビソ)の倒木に付いています。

ここ5年ぐらい見なかったのですが、去年大量に発生しているのを見つけました。
森の中に巨大なアオモリトドマツの倒木が横たわっていて、最初このオニナラタケの群生を見つけたときは小躍りして喜んだものでした。
食べてみたら、他のナラタケよりも味が濃くて美味しいのです。
いや、味が薄くて淡白であるという人もいますが・・・・。
オニナラタケの味については、青森地方では個体差があるようです。

次の年の秋に、またそのアオモリトドマツの倒木を訪ねましたが、オニナラタケの発生は見られませんでした。
4、5年ずうっと無収穫が続いて、去年行ってみたらこの倒木にオニナラタケの大発生でした。
ただ残念なことにタイミングが悪くて、たくさんのオニナラタケが乾燥して枯れてしまっていたのです。

オニナラタケの特徴は、傘が淡褐色から淡赤褐色で、黒褐色の鱗片が多数ついていること。
傘の裏側のヒダは、ほとんどが直生。
柄は傘とほぼ同色またはより淡色です。
淡褐色の鱗片が付いていて、明瞭なツバがあります。
柄の基部は、上部よりも太くなります。

今年は、この倒木でオニナラタケの幼菌を見つけましたから、オニナラタケが大量に採れると期待しています。
ただ、仕事が混んでいるので、なかなか採りに行けないのが、嬉しいやら寂しいやらなのですよ。

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