雑談散歩

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「風邪」が長引く原因

風邪をひいた若い女性。
咳が続く女性。
今年の風邪は長引く
前回の記事でも書きましたが、今年は「風邪」の症状が長引いているようです。
その原因は、咳が長く続くことから「風邪」のウイルスが上気道辺りに長く留まって「風邪」の症状を長引かせているのでは、という素人考えが頭の片隅にあります。

ウイルスが上気道に長く留まっている理由についてはわかりません。
この頃の人間が生活環境の変化から細菌に対する抵抗力が低下している、というようなこともあるかも知れません。

風邪を軽視している
日本人の好きな「根性精神」が風邪を軽視させているのでしょう。
「風邪」は特殊な難病ではありません。
多くの人が毎年のように発病しているごく日常的な「病気」です。
しかも、日本人の認識では、3日も寝れば自然に治る「病気」、根性があれば働いているうちに治る「病気」です。

「風邪ぐらいで会社を休むな」と言う上司は多いに存在しそうです。
そう口には出さなくても、心の中でそう叫んでいる上司は多いことでしょう。
世の中には、「風邪」なんかひいた事が無いという人も少なからずいます。

病弱な者よりも頑健な者の意見の方が世間一般では支配的になりがち。
頑健な者が、どんどん仕事や社会や家庭をリードしているのですから、そうなのでしょう。
風邪薬
健康肉体に対するあこがれ
この頑健な者の「根性精神」が「風邪」を万民の「怠け病」として軽視する風潮をつくっているのではないかと思います。
毎年のように「風邪」をひく普通の人の意識のなかには、「頑健な健康肉体」に憧れる衝動があると思います。
その衝動が「風邪ぐらいで仕事を休んでいられない」という意識を育てているかも知れません。
その結果、風邪が長引き、感染者が増えるという社会現象が生じる。

これは、「風邪」が長引く原因に対する私の空想であって真実ではないかも知れません。
あるいは、少しだけ真実であるとしても、「風邪」が長引く原因としては極々微小の問題かも知れません。

風邪を軽視しない人々の経済効果
しかし、「風邪」の流行は、仕事の効率を下げ、景気回復の足を引っ張ることでしょう。
マスクが売れ、風邪の市販薬が売れ、健康回復のサプリが売れ、湯たんぽが売れ、防寒着が売れ、病院が繁盛するという経済効果が発生するのでしょうが。
「風邪」を軽視しない人々が増え、風邪予防対策消費活動を活発に行えば、より大きな経済効果が得られるかもしれません。
マスク

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