豪雪による雪害

このところの豪雪で、東北地方や北陸地方で雪害が相次いで発生しています。

近々では、2月1日の夕方、秋田県の玉川温泉で岩盤浴中の湯治客3名が雪崩に巻き込まれて死亡。

2月1日午後5時頃に、青森県横浜町の国道279号において大雪のため数百台の車両が立ち往生し、国道は全面通行止に。今日の午後1時現在も道路のマヒ状態が続いているようです。

年が明けてから降り続いている雪は、豪雪という、雪害を伴うほどの大雪になりました。

豪雪の冬に発生する雪害について、私が思いつくまま列挙してみると。

●屋根に積もった雪の重量による家屋(建物)の損壊。
●屋根の雪下ろし作業中の作業者の事故。
●歩道が積雪で埋まり、車道も狭まるため、歩行者と車両の交通障害。
●除雪排雪費用が嵩み、豪雪地帯の市町村の財政悪化。
●大雪による通行遮断で山間の集落の孤立。
●雪崩災害が多発
などなど・・・・・。

積雪量が増すほどに、自然災害に対する人間の無力さが増大しているような状況です。

しかし、豪雪は地震災害と違って、予測できる災害です。

それも、程度の差こそあれ、冬になったら雪が降るのは毎年の事。

豪雪の規模までは予測出来なくても、有能な職員を有する自治体が多い訳ですから、雪害に至るのを防止する対策は可能であるような気がしますが・・・。

豪雪のピークが過ぎるまでもう少しの辛抱だという対策は大昔の事。

このところの雪のニュースは、生活が雪害で破壊されそうな市町村のものがほとんどです。

東北地方や北陸地方であがっているのは、雪に対する悲鳴ばかりでしょうか。

国土交通省都市・地域整備局策定の「豪雪地帯市町村における総合的な雪計画の手引き」というのが過去(平成20年11月)にありましたが、そのなかに「雪に関する総合的な計画の先行事例」としていくつかの地方自治体が取り上げられていました。

今回の豪雪に対して、雪対策が成功している自治体の歓声はあがっていないのでしょうか。

マスコミはセンセーショナルな雪害事故現場や、豪雪に苦しむ高齢者の様子取り上げてばかりのようです。

雪と上手につき合っている町や、個人の工夫などの、雪対策の成功事例はどこかにきっとあるはずです。

雪国で暮らしている多くの人は、そういう報道を待ちわびていると思います。

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