雪害の解決策は、様々な方法による雪片付け

短時間のうちに激烈な破壊力を持つ集中豪雨に比べれば、豪雪による雪害は、まだ時間的な余裕が得やすいように思います。

その分、対応計画が立てやすいのではないでしょうか。

西日本の水害と東北地方・北陸地方の雪害を単純比較はできませんが、洪水の破壊力と大雪の破壊力を比較すると、大雪の方がまだ個人の手に負える部分が水害よりも多いように思います。

雪害の解決策は「雪片付け」の一語に尽きます。

雪を害になる場所から、害にならない場所に移動させることです。

大雪による家屋の損壊を防ぐために、雪を屋根から庭に移動させる。

大雪による交通障害を防ぐために、雪を道路から空地に移動させる。

洪水は、大量の水のエネルギーが移動しながら家屋や人命を破壊する災害ですから、人間が移動(避難)して難を逃れなければなりません。

その点、大雪の方が扱い易い部分があります。

洪水は今現在では分割の方法が見当たらないようですが、大雪は分割可能です。

多くの雪国の人々は、個人の手に負える大きさや重さに雪を分割させて安全な場所に雪を移動させています。

大量の雪が降り積もることで危険を及ぼす場所は、建物の屋根や建物の周囲、道路上や道路の周囲、電線の上や橋の上、自然や人口工作物の斜面の上などです。

これらに降り積もった雪を、安全な場所(空地や公共の雪捨て場)に移動することでほとんどの雪害は防げると思います。

ただ、山岳の斜面に積もった雪による雪崩災害に対しては、人間や建設物の方が移動しなければなりませんが・・・。

このところの雪害の問題は、雪を運び入れる場所である雪捨て場が飽和状態であること。

雪を移動させる主体であるところの自治体は予算切れで除雪活動に身動きがとれない状態であること。

また、毎日の雪かき作業を強いられている各個人も疲労が積み重なっている状態であること。

雪を移動するという点において、人間側の予算的人員的空間的不足状態と自然の雪の過多状態によって、雪害問題が大きくなっていることは言うまでもありません。

雪害に対する解決策は「雪片付け」の一語に尽きますが、「雪片付け」の方法は雪の移動だけでは無いと思います。

雪の移動は空間的な解決方法ですが、「転換」という質的な解決方法もあるのではないでしょうか。

例えば、雪を資源に転換するとか、雪をエネルギーに転換するとか。

「転換」は雪の質的な移動で、経済的にもプラスになるような「雪片付け」だと思います。

そのうち、発想力豊かな頭脳の持ち主が、あるいは経験豊かな知恵者が、上記のような雪片付けの方法を創出してくれることでしょう。

それまでは、もったいなぁと思いながら大量の雪を眺め、雪かき筋トレに励む冬の日々です。

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