2012/02/21

北国の水道の凍結防止方法

今年の冬は豪雪の上、真冬日も多いです。
真冬日とは、一日の最高気温が摂氏0℃未満の日のことを言います。

低温が続くと、水道の凍結に対して注意が必要です。
日中は暖房を使用していますので、暖房の効いた屋内の水道管の凍結はありません。
しかし深夜は、暖房を止めた屋内の室温も氷点下になることがありますので、水道管の水抜き栓を閉めて水道管の凍結防止対策を行わなければなりません。

水道管の水抜き栓とは、最も凍結しやすい水道の立上がり管の水を、地中の横引き給水管の深さまで下ろして凍結を防ぐ水道装置のことです。
北国では欠かせない装置です。

水抜き栓の使用方法
●水を抜くとき
 水抜き栓を右に止まるまで回して閉めます。
 蛇口を全開にして水を抜きます。

(地方自治体によっては、蛇口を開いて水を出しながら水抜き栓を閉めるという手順で指導しているところもあります。このブログの水抜き方法の手順は、青森市企業局水道部総務課のホームページからの抜粋です。)

●水を出すとき
 蛇口を閉じます。
 水抜き栓を左に止まるまで回して開きます。
 (蛇口を開くと水が出ます。)

冬場の気温が氷点下に下がる北国では、地表から下の一定の深さまで、地中が冬に凍結します。
この凍結する深さを「凍結深度」と言い、寒冷地では、建物の基礎部分の基底基盤や水道管の横引き給水管は、この凍結深度のラインよりも下に設置されていることになっています。
水道の水抜き栓で水道管の水をこの凍結深度の下まで降ろし、水道の立上がり管の中を空っぽにして凍結を防ぐのが水抜き栓を使用した凍結防止方法です。


私が仕事の事務所として借りている貸家はかなり古いので、厳冬期には、水抜き栓を閉めても、水抜き栓自体が凍り付いて回らなくなってしまいます。
そういうときは、水道の蛇口も凍り付いて動かなくなります。

その場合は、暖房を強めにして、室温を上げ、水抜き栓や蛇口が通常の状態に戻るまで待ちます。
室温が20度ぐらいに上がると、30分〜1時間ほどで、水抜き栓は通常の状態に戻ります。
水道の蛇口は10分ぐらいで動くようになります。

屋外の水道管は断熱材で保護してありますが、北向きなので厳冬期は使用できません。
水抜き栓を閉めっぱなしで、春を待っている状態です。

水道管は、気温が氷点下2度以下で凍結の可能性が高まり、氷点下4度以下では水道管の凍結破裂の可能性が高まります。
水道管が凍結して破裂すると所有者(貸家やアパートの場合は使用者)が高額な修理費用を負担しなければならないので大変です。

私は今まで何度か、水抜き栓の閉め忘れで水道を凍結させた事があります。
その時は暖房を最大にして室温を上げ、水道管の通っている箇所をハロゲンヒーターの放射熱で温め、温まった水道管が凍りを融かしてくれるのを気長に待つという方法をとっています。

火の気が集中しますので、火災には充分注意しなければなりません。

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