曇天の折紙山方面


折紙山ルート概念図(この図はガイドマップではございません。)

注意取り消し線部分は3月25日の再山行によって判明した「誤確認」の記述です。

昨日の日曜日は、青森市滝沢のみちのく有料道路料金所手前あたりから南にのびている尾根を登り、折紙山方面を偵察してきました。
いろいろと用事を済ましてからの決行だったので、スタートが10時40分と、遅い出発になりました。


地形図を睨むと、残雪期の折紙山へ到達する道は幾通りもあるように思われます。
毎年、厳冬期や残雪期に、ごく少数の愛好者が折紙山へ登っているようですが、その一般的なルートは唐川沢沿いの林道を奥に進み、そこから890ピークへ通じる北尾根を目指して登るという行程のようです。

私は尾根歩きが好きなので、今年の2月にスノーシューで北尾根へ至る支尾根のアプローチ部分をうろつきまわって偵察し、適切と思われる尾根ルートを見つけました。
昨日のスキーハイキングの登り出しは、そのルートを辿ったのでした。
私は、初めて入る山域での単独行動は、この方法で計画を進めています。
導入部分の偵察山行、次に念を入れて、計画ルート途中への偵察山行、そして本番という流れで楽しんでいるのです。
安全第一が楽しみの「方法」です。

折紙山へのアプローチ部。
上の写真が、駐車帯から工事用の測道を通って、平沢に架かったみちのく有料道路の橋の下を抜けて出た平地(川原)と、その奥の支尾根へのアプローチです。
上部がガスで見えません。
スタート地点の標高は170メートル。

林道らしきルート。
林道のような場所を歩いて、支尾根の取っ付き部分へ進みます。
雪は水分を多く含んだ重いドフドフ雪。
柔らかめのザラメを想定していましたが、歩くのに抵抗の大きい雪質でした。

登ってきた杉林の斜面。
林道の終点らしき所までスキーで歩いて10分ぐらい。
ここから本格的な登りに入ります。

適度な傾斜の杉林。
上のような杉の林の、比較的に開けた部分をどんどん登ると、支尾根の背(標高300メートルぐらい)に出ました。
スキーのシール(geckoフリーライド)を新調したので、登りがスムーズです。

北尾根へ通じる支尾根。
2月に、深雪(場所によって膝まで)をスノーシューで登った時は、ここまで、1時間半かかりました。
今回は30分ぐらいで到着です。
ミズナラの支尾根にカモシカの足跡があります。
尾根の両側は杉林。

太いブナの木。
支尾根の途上に太いブナの木がありました。
ブナの木の向こうに、みちのく有料道路の料金所の辺りが小さく見えています。

一本だけヒバ。
支尾根と北尾根の交差点に、ヒバの木が一本だけ立っています。
標高460メートルぐらいの地点です。
比較的大きなヒバなので、ちょうど良い目印になっています。
時刻は12時10分、スタートからここまで、1時間半ぐらいかかりました。

890ピークへ向かう北尾根。
890ピークへ向かう北尾根を進みます。
進行方向に向かって、尾根の右側がブナ林、左側がカラマツの林となっていて、進むほどに広がる形状の尾根です。
標高550メートルぐらいからガスがかかっていて、見晴らしが途切れました。

計画では574ピークを迂回して進む予定でしたが、ガスで574ピークに気が付かず、574ピークを通り越してから迂回行動に出たのです。

これが想定ルートを失った原因でした。
地形図では574ピークはちょっとした山で、迂回した方が楽に思えたのでしたが、雪の積もった状態では迂回するほどの「障害」では無く、知らないうちに574のピークを踏んで通過していたのです。

気にするほどの事も無いちょっとした下りのあとに続いたスロープを574のピークへ向かうスロープだと思い込み、迂回したのでした。

実際は、想定ルートの614ピークへ続くスロープだったのですが、外してしまいました。

コンパスでの確認作業を怠ったまま、どんどん進んだので、想定ルートから大きく外れて、ガスのなかに上折紙沢の断崖を確認できるところまで来ていました。

スキーのトレースを辿って引き返すのもしゃくなので、斜面を左手に回り込みながら登り、やっと614ピークへ続く想定ルートの尾根を確認出来ました。

尾根の登り斜面が、ガスのなかにうっすらと延びています。
コンパスで想定ルートであることを確認して、今日はここまでと決めました。
偵察の仕事は、途上のルート確認で充分果たせました。
時刻は1時40分、水分の多い雪の状態と崩れそうな天候を考えれば、帰路につくべき頃合いです。

昼食をとりながら、遅い出発のわりには良い仕事をしたなと自己満足。

下方に広がる沢筋の斜面。
帰りは北尾根から東側の開けた沢筋の斜面を、重い雪につっかかりながら滑降。

支尾根の滑降。
沢筋の斜面が途切れたところで、往路の支尾根にスライド。
尾根の狭い斜面をギルランデ気味に滑降。

滑りにくい雪質でしたが、安全滑降で無事に駐車帯に戻る事ができました。
単独で山に入るということは、その時々で最も安全な行動方法を選ぶということです。
行動方法の蓄積が、山での生活の方法です。

ここ最近の山行では、最も楽しい山になりました。
この山域の気分の良い尾根歩きは、八甲田とはまた別の楽しさがあります。

支尾根の最後の滑降。

興味のある方は、このブログ内のテレマークスキー記事まとめページへどうぞ

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