公園のキノコ
昨日と違って、寒い日です。
白樺の切り株にキノコ。 |
朝、犬の散歩に近くの公園に入ったら、まだ上の写真のキノコがありました。
このキノコは、3〜4日前から目撃しています。
5〜6年前に切られた白樺の切り株に生えていました。
何気なく写真に撮って、通り過ぎましたが、ちょっと気になり、ネットで調べてみました。
写真の姿は、コウタケに似ています。
コウタケの仲間のケロウジというキノコにも似ているようです。
コウタケは食菌らしいですが、ケロウジは不食とありました。
コウタケ、ケロウジともに秋のキノコですから、写真のキノコはこれらの種では無いかも知れません。
この公園には、キノコファンの老人が散歩に来ていて、時々、食用のキノコを採取していきます。
写真のキノコは手付かずですので、不食のキノコなのでしょう。
キノコのカサにササクレがありますから、スギタケの仲間とも思われます。
でも、カサの裏は、襞状ではないのでスギタケの仲間は間違い。
街の公園は、街の中では自然の宝庫です。
自然とのふれあいの楽しさを体験できるのも、公園をつくる目的のひとつと言えるでしょう。
各「街中公園」の植生について調べたものがあれば、面白いでしょうね。
国立公園ばかりが自然では無いのですから。
生活に身近な公園の自然こそが、自然を知るのに有意義な方法やヒントを提供してくれているように思います。
「街の公園自然観察会」なんてのがあったら、参加したいですね。
街の小公園を大切に思う気運が高まれば、大仰で声高々な自然保護運動も、もっと落ち着いたものになることでしょう。