ブログで追体験

多くの個人ブログには、個人の体験が書かれている。
そのブログにアクセスが多ければ、それを読む読者は、不特定多数の様々な人々と言える。
そのブログが、読み手にとって有益であるか否かは、その読み手次第である。
有益なブログとは、一般的に、多くの人にとって役に立つ情報が書かれているブログのことだと言われている。
不特定多数の人々に有益な情報を伝えるのが、役に立つブログであり、ウェブサイトなのだ。
少数の個人に役立つ記事というものも、ネットの世界には存在する。
世界の珍しい蜘蛛類に興味のある方は、そういう情報や写真が記載されたブログを貴重なものに思うことだろう。
不幸にも、患者が希少な難病に罹ってしまった人は、自分と同じ病と闘っている人のブログの情報を心強く感じるに違いない。
そういうマスコミ受けしない情報が伝わり広まることにこそ、インターネット普及の意義があると私的には思うのだ。

一般向けであれ少数の個人向けであれ、そのブログの情報の内容が、読者に理解されなければ役に立つ情報とは言えない。
読者に理解してもらうには、まず、ブログの書き手自身が、自身の体験を理解しなければいけない。
自身の体験を言葉にすること(記事に書くこと)で、その体験の意味がとらえやすいものになる。
それを他人(読者)に伝えるには、さらに適切で示唆に富んだ言葉を探さなければならない。
その作業の中で、ブログの書き手は自身の体験を追体験することになる。
ブログの書き手が、その記事の元となった体験を追体験することによって、体験した当時は見えなかったものが見えてくる可能性も生じる。
そういう「作業」と「成果」が魅力的であるから、人はブログを書くのかも知れない。

書くことは、自身にとっても他者にとっても新発見につながることなのだ。
ブログで追体験を繰り返しながら、書き手は現実認識の能力を高めていく。
ブログを書くということ自体が、有意義な「生活の方法」になっているのかも知れない。
書き手にとっても読み手にとっても、有益で役に立つブログというインターネットのシステムに感謝しなければならない。

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