大腸ポリープ予防(?)のための食事など
食事の支度。 |
大腸ポリープは、その発生を予防出来るのかどうかは、現在のところ不明のようです。
大腸ポリープ発生の原因として、最近では、遺伝子の異常が考えられています。
血縁者に大腸ポリープの「発生者」や、大腸がんの経験者がいらっしゃる場合、遺伝子の異常の可能性があるということです。
私の血縁者に大腸がんの経験者はいません。
大腸ポリープの経験者はいるかもしれませんが、その話題は聞いたことがありません。
大腸ポリープと言われている、大腸の粘膜に発生する「突起物」そのものが、直接、大腸がんの原因になるのでしょうか。
専門者のいろいろな意見があるようですが、「いち大腸ポリープ保持者」の私にはなんとも言えないところです。
大腸ポリープは、一定の大きさ(5ミリ以上?)になったら、大腸がん予防のために切除した方が良いというのが専門医療機関の判断です。
大腸ポリープ切除手術は、内視鏡という道具を使えば短時間のうちに簡単にできると言われていますが、何のリスクも存在しない訳ではありません。
私は去年の1月に、内視鏡による大腸ポリープの切除手術を日帰りで受けましたが、術後一定期間の生活の注意義務についても、いろいろと説明をいただきました。
術後の安静も重要だからです。
術中の医師のミスによるリスク、術後の患者の不注意によるリスクが無い訳では無いのですから、たとえ簡単な手術でも受けないにこしたことはないのです。
それには、大腸ポリープを発生させなければ良い訳ですが、大腸ポリープの予防は、現在では難しいようです。
大腸ポリープを発見された場合でも、その成長を防いだり、その自然消失を計れば良いのですが、それに対する方法も判然としません。
日本医師会ではウェブサイトで、《大腸ポリープを予防するために…》と題して、以下(サイトより抜粋)の事を推奨しています。
【偏食を避け、いろいろな食事をバランスよく食べる】
・特に緑黄色野菜は意識して多く摂る。
【1日3食、きちんと食事をとる】
・食事の回数を増やせば、多様な食品を摂ることができる。
【食物繊維を多く含む食品を摂る】
・穀類、いも、豆、野菜、果実、海藻、きのこなど。
・食物繊維の生理作用は種類によって違うので、多種類の食品から摂る。
【動物性たんぱく質や脂肪を摂りすぎないようにする】
・肉を食べるときは網焼きにしたり、天ぷらなどを揚げるときは衣を少なめに。
【ビフィズス菌や乳酸菌飲料を飲む】
・便秘解消に効果的。しかしこれらの菌は腸内にずっといつくことができないので、毎日飲むことが大切。
・オリゴ糖はビフィズス菌のエサになるので、いっしょに摂ると効果的。
【ウォーキングなどの適度な運動をする】
・運動によって腸の働きが活発になり、便秘を防ぐ。
【朝食後のトイレタイムはたっぷりと】
・便意を感じたら、すぐに出すことが便秘解消につながる。
上記は、普通の健康方法でしたね。
全身の健康法が、大腸の健康法でもあるわけですね。
大腸に良い行いが、大腸ポリープの予防につながるのではないかと考え、私もできるだけ実行するようにしています。
これが私の、大腸ポリープ予防(?)のための、日常的な方法です。
私の大腸ポリープ体験記事のまとめページです。関心のある方は、こちらの閲覧もどうぞ。