飲み屋でのつまらない話題

昨日は夜遅くまで仕事だったので、疲労回復を理由に居酒屋で夕食を食べた。

食べ物が豊富にあるその居酒屋は、まあまあの混み具合。

生ビールを飲みながらテレビを見て、久しぶりにのんびりしたのだった。

しばらくそうして、ビールと居酒屋料理を楽しんでいると、カウンターの隣の席に座っている年配のお客さんが私に話しかけてきた。

65〜67歳ぐらいの小太りした男性である。

「なんで、石原慎太郎が話を進めているのに、野田が横から口を出すんだよ。」

今話題の尖閣諸島購入の話である。

「石原もしっかりしないと、鳶に油揚だぞ。」

「なんで今頃、政府が出てくんだよ。ねぇアンタどう思う。」

この手の酔っぱらいは、周囲の人に突っかかってくるのが定番みたいなもの。

私に「なんで?なんで?」と問いかけてくる。

それに対して何かを言うと、「いや、そうじゃない・・・」と持論を展開して、自己満足の世界で天下を取った気分でいるタイプだ。

政治に関心が無いわけでは無いが、酒場で政談なんて消耗するだけ。

「政治とは飲み屋で話をするものじゃ無くて、しらふで行動するものじゃないか。」とでも言おうものなら、酒場の政談の泥沼にはまってしまう。

敵はそういう罠をしかけているのだ。
そうやって憂さ晴らしをしようという魂胆の持ち主に違いない。

安らぎを求めて酒場に行くのだから、政談の泥沼で溺れたらたまらない。

こういううるさい酔っぱらいの対処方法は、その場を去ること。

逃げるが勝ちが、最良の方法である。

行動は突然なほど、良い。
突然であればあるほど、気分の切り替えが早いのだ。
その分、不快な思いをしなくて済む。

「お、帰る時間だ、さいなら。」

勘定を払って、すばやく暖簾をくぐって外へ出た。

ちょっと飲み足りなかったので、そのままカラオケスナックへ。

なじみの店のカウンターに座るやいなや、マイクを求めて歌いだす。
これが私の憂さ晴らしの方法さ。

私が歌いだすと「お、帰る時間だ、さいなら。」とお客がみんな逃げていく。

でも、飲み屋でのつまらない話題よりはちょっとマシ。
いや、下手なカラオケも同罪。

自身の気分転換のために、他人に迷惑をかけてはいけない。

では、飲み屋での最良の話題とは。

(1)エッチな話。
(2)病気の話。
(3)お化けや幽霊の話。

罪が無くて喧嘩にはならない、酒場では良い話題なのだと、昔なにかの本で読んだことがある。

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