回転寿司の変遷

コンベアで運ばれてくる寿司。
仕事が入って、山へ出かけるのが取り止めとなった。

その仕事が片づいて、夕方頃、市内の温泉に出かけた。
温泉へ向かう途中、山を眺めたら、八甲田の山が雲を被っていない。

市内の雨もたいしたことが無かったが、山の方もあんまり降っていないのかも知れない。
ニュースでは深浦の方は、大雨だったとか。

夕食は回転寿しに行きたいと連れ合いが言うので、湯上がりに銭湯温泉の近くの回転寿しに入った。

私はそうでも無いのだが、連れ合いが回転寿司が好きなので、市内の回転寿司店はほとんど食べ歩いている。

今日入ったところは、最近できたばかりで、初めての店だ。

最近できたばかりの店は、新しい。

当然のことだが、何から何まで新しい。

店内の雰囲気作り、POPのデザイン、店のシステム、などなど。

コンベアもスマートでオシャレになっている。
この店では、お茶は粉茶で、ティーパックのものよりひと手間省けるようになっていた。
箸は、飲食店ではもうだいぶ浸透してきたエコ箸。
店内セールスも活発だ。

そして、この頃大きく変わってきたのが、従来の立食い寿司店のように、客の面前で寿司職人が調理し、注文に応じるという「対面式回転寿司店」が増えたこと。

話に聞くと、初期の回転寿司店の多くはこの対面式であったが、回転寿司店には未熟な寿司職人が多かったために格好がつかず、だんだんと非対面式回転寿司店に変わって行った経緯があったらしい。

それがまた時代とともに変遷の道を辿り、対面式回転寿司店が主流になりつつあるようだ。

比較的低価格の回転寿司店は、非対面形式を維持しているようだが、価格設定が高めの回転寿司店はほとんどが対面形式になっている。

値段が安くても、目の前で調理してくれる「安心」なものを食べたいという客側の意向もあるのだろう。

私としては、チェーンコンベア上に流れてくる寿司をヒョイヒョイ拾い上げて食べる方が気楽で良いのだが、店側には店側の事情があるようだ。

満席のときなら良いのだが、空席が目立っているときに大量の寿司をコンベアで回転させるのは、生ものである寿司の品質の低下をを招くし、その結果無駄が出ることになる。

それで、店内の閑散時間帯は対面式が中心で、混雑時間帯は「対面式」プラス「コンベア流し式」のダブル対応という様な変遷を辿っているようだ。

店の経営にとっては、この方法が客の回転率が良くて売り上げの増加につながる。
お客さんにとっては、低価格ながらも立食い寿司店のような雰囲気が味わえる。

このように、回転寿司の変遷は、経済の事情とお客さんの好みがマッチしたことによって生じたのだと思う。

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