雑談散歩

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曇天でも色鮮やかな紅葉の木々

噴水と紅葉
噴水越しの紅葉。
今日は、午前中曇りで昼ぐらいから雨の天気予報。

曇天でも、公園の木々の紅葉の色彩は、鮮やかに映えている。

紅葉が、暗い雨空を明るく照らしているような感じである。

紅葉の発色の具合が複雑であればあるほど、見応えのある紅葉となって、私たちの目を楽しませてくれる。

落葉広葉樹の紅葉の発色は、木の種類や樹齢、日射量、天候、気温、土壌成分、水分などの多くの自然環境因子によって影響を受けていると言われている。

夏の時期に均一のように見えた公園の木の葉の緑色が、秋になって様々な色の変化を見せる。

その日々の変化を眺めるのも、公園を楽しむひとつの方法である。


サンシュユ
サンシュユの紅葉。
上の写真のように、サンシュユの紅葉は、濃い赤色に変わってきた。

サンシュユの赤い落ち葉と、隣のツタカツラの木の黄色い落ち葉が地面の上で混じって奇麗な色合いになっている。


銀杏の街路樹
公園の外の銀杏の黄葉。
公園の外の、銀杏の街路樹も色づいてきた。

曇天でも、黄色の発色が鮮やかである。


ナナカマドの鮮やかな紅葉
ナナカマドの紅葉。
上の写真のナナカマドの紅葉も、鮮やかになってきた。

今日のような曇天でも色鮮やかさが曇っていない。

秋の曇り空を明るく照らしている。


桂の木の黄葉。

ハウチワカエデの鮮やかな赤。
ハウチワカエデは日一日と鮮やかさを増している。

この色彩の複雑さ、奥深さが、この公園の存在感を際立たせているようだ。

公園から感じる生命感のようなものに彩色を施しているのが、曇天でも色鮮やかな紅葉の木々であることが、その複雑な色合いを見ているとよく解る。


ユリノキの黄葉。
サクラの木の葉。

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