雨とキノコ

手の平にナメコ、心に喜び。
今日は、午前中、雨となった。

この雨が、山のキノコにどういう影響を与えるのか。

今度の7日、8日に山に入ってみればわかる事だが、たぶん良いお湿りとなったと思う。

高温少雨の最近では、今日の雨が、キノコの生育にとって良い環境を整えたに違いない。

キノコは菌類であるから、カビの仲間である。

カビもキノコも湿気のある場所で増殖する。

今年の夏は高温少雨であったから、山での夏キノコの発生は極端に少なかったようだ。


だが、この高温少雨が秋のキノコの菌の発生を阻害していたら、今頃雨が降っても、もう手遅れかも知れないという素人考えが湧いてくる。

私たちが目にするキノコという物体は、菌の子実体であるから、大元の菌の発生が無ければ、キノコの存在も無い。

キノコが子実体まで生育していない状態、いわば「カビ」のような状態のとき、少雨で山に湿り気が無ければ、キノコ菌である「カビ」は死滅してしまうか、それ以前に発生しないか、ということになりはしないか。

山にキノコ菌が無い状態では、今更雨が降ったところで手遅れである、と素人考えで心配してしまう。


キノコの原木栽培などでは、原木に十分に菌糸が蔓延し、適した温湿度条件が続くとキノコが発生する、とある。

通常は種付けの翌年から子実体(キノコ)が発生するらしい。

ということは、毎年キノコが発生する山には、すでにキノコの菌が倒木や土の中に存在するということだ。

生態系を変えるほどの、よっぽどの悪条件が続かない限り、これらの菌糸までが滅びるということは無いだろう。

何年も続いているキノコ山には、キノコの「温床」が確保されてあるとみて良いだろう。

やはり、キノコの出る出ないは、「適した温湿度条件」に因るのだ。

気象条件がキノコにとって悪天でも、山の地形がキノコの生育条件と合致していたら、全体にキノコ不作の年でもいくらかの収穫が望める。

高温少雨が続いていても、山の谷間の地形は比較的冷涼で、沢の水分が周囲の湿り気を保っていたりする。

キノコ大不作である今年のキノコ採りの方法は、高温少雨の影響を受けない場所を広く探し歩くことになるだろう。

今日の雨が、そういう好条件な場所のキノコに、より沢山の発生を促してくれれば良いのだが。

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